写真はお借りしました。

 妙法蓮華経 開結 編集者井上四郎


 佛説觀普賢菩薩行法経略義 鈴木修学著


《佛説觀普賢菩薩行法経》


〔閻浮提(えんぶだい)の人は三障重きが故に、智慧力を以て化(け)して白象に乘れり。其の象に六牙(げ)あり、七支地(しじ)をささえたり。〕次回に続きます。


 この世中に生きている者は三障が重い。

三障とは、貪(とん)、瞋(じん)、痴(ち)であります。この三障こそ迷いの中の代表的なものであります。その煩悩の重い者を救うために、普賢菩薩は佛の智慧の力を持たれて、白い象に乗って現れるのです。

普賢の乗られる象というのは、静かなものでありまして、正しい道、正しい理をジット見詰めて、静かに弁(わきま)えいくというような心持ちを表しています。

 白い象ということは、白という色が、汚れのない、迷いを離れた状態を表すからです。

穢(よご)れのない心で、そのすべての事物の真実の相を弁(わきま)え知るという、心の働きを表すために白い象に乗っておられるといわれています。

その象の六つの牙というのは、「六根の清浄」を表しています。

智慧が明らかで、迷いが無くなれば、身も心も一切のはたらきが皆清浄になるから、それを表すために六つの牙をもっているといわれています。

七つの支(し)で身を支(ささ)えているというのは、七つの迷いがなくなってしまっているのを言ったもので人間の迷いを七つに概括して数えてあるのです。



【何故白い象なのか、何故その象に六つの牙があるのか、何故七つの支(分かれ)を持っているのか全て皆意味が有る事を分からせて頂きました。 合掌】



11月9日迄無量義経を投稿させて頂いておりました。
本来「法華三部経」は無量義経・法華経二十八品・佛説觀普賢菩薩行法経ですが、前後してしまいすみません。
法華経ニ十八品のお経は以前に投稿をさせて頂いております。
妙法蓮華経序品第一からのお経をまだご覧になって居られない方は遡って拝読して頂ければ、佛様の出世の本懐は法華経で有る事をお分かり頂けると思います。🙇


最後迄お読み頂き有り難う御座います。\(^_^)/


世界平和・原水爆禁止・日本国安泰・正法興隆・天変地変の難の成仏・新型コロナウイルスの早期収束を共に祈願させて頂きましょう。南無妙法蓮華経


先祖の血みんな集めて生まれけり」と説かれておりますが、私達の血肉の本は多千億のご先祖様です。
子孫自らが亡き両親・亡き我が子我が家族・ご先祖様のお供養をさせて頂く事が、今命を頂いている者の使命役目であり信心の基本です。
ご先祖供養を初めとする釈尊の出世の本懐で有ります法華経による信心をご一緒に行わせて頂きませんか。
現在FBを通じてご遠方の方々ともご縁を頂き、一乗会会員になっておられます。 合掌


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一乗會本部教會

一乘会本部教会の活動状況のお知らせ!! 

宗教法人 一乘会本部教会(以下一乘会)は昭和32年に発足し八万四千の佛教の経典の中で最尊最上である法華経をもって世界平和と人々の幸せを目的として信行している教団です。
世の中、物質文明が主体となる中、次第に宗教離れが顕著となり、一乘会は小規模な教団故、その影響をより強く受ける様になりました。そこで宗教活動以外に於いても世の為、人の為になる事は実施するよう、会員間で話し合い活動の輪を広げ今日に至っております。宗教活動以外の主な活動は次の4点です。

① 写経会(月1回開催)
バザー(写経会の時に同時)
③まちライブラリ(月一回開催)
④ 畑を楽しむ会(月3~4回実施)
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コロナウイルス蔓延下にあっての我が懺悔(さんげ)

現在、世界中を震撼とさせているコロナウイルスはボーダーレスの時代にて瞬く
間に拡大し、感染者、死者共に急増しております。

ごく初期に適切に処理しておけば大問題になることなく平和裏に収まったものですが、それが出来なかったわけです。
科学的な見解は専門家に委ねるとして私は仏教者としての考えを述べさせていただきます。
今日まで人類は余りにも貪りの中に身を置き、物質的な豊かさを求めて参りました。

日々食する動物や植物に於いても彼らの命を頂いて生かせて頂いているにも拘らず、自分たちの為に存在している如く錯覚し余りにも感謝無き生活に陥っております。
この様な中にあってのウイルスの怒りの行動と受け止めます。

しかしその反省は殆ど無く、各国の指導者やマスコミは戦い、或いは戦争と言う表現にて対処されてます。
解決の糸口が見えないのは当然と思います。
この場合、地球の主であられる釈尊はどの様に対処されるでしょうか?

一切衆生はわが子、愛子であるが故、人類の行動を諌めておられるはずです。
4月16日発行産経新聞の正論欄に執筆された元文化庁長官の近藤誠一氏は「感染症と共生する智恵の蓄積を」のなかで
人類の暴挙が発端であり、ねじ伏せることでは解決しないと述べていただいております。大いに共感した次第です。

私が南無僧と崇めさせていただく日蓮大聖人は立正安国論の大著の中で「旅客来りて嘆いて曰く、近年より今日まで天変・地妖・飢饉・疫病遍く天下に満ち、
広く地上に蔓延る。牛馬巷に倒れ骸骨路に満てり。」
と当時の姿を記しておられますが、約800年経過した現在も同様の地獄図を各国で呈しております。

「汝信仰の寸心を改めて速やかに実成の一善に帰せよ」の文言が心に響きます。
正しい信心をなし、少欲知足の生き方を実践してゆけばウイルス達とも共存できる世の中になってゆくと確信します。  合掌    

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★ 写経会・バザー

 ◆ 1   2 月 1 6   日 (水) 1   3  時




 📚ライブラリ(読書会)

   1 1   月 2   5 日 (水) 1 3  時




《読んだ本にて2度も感激した事》

 一乗会では行事の一つとしてまちライブラリーを月に一度開いております。礒井純充氏が提唱されたまちの小さな図書館での読書会です。
自ら読んだ本の感想を周りの人に披露し、そのことに対する話し合いの場を設けておりますが、私が6月に発表しましたのは李登輝著「武士道解題」でしたが、少し後に彼は亡くなられ、新聞やテレビで、この本は大変に話題になりました。7月は五木寛之著「大河の一滴」を発表しましたが、混沌とした現在、今なおロングセラーとなっており、必読の書として朝日新聞で紹介されておりましたが、偶然にも二か月も続いて私が読んだ本が、話題になっていることを知り感激しました。
一度是非読まれることお勧め致します。


『信心の深さの一つの判断基準』

熱帯夜で寝苦しいある夜、池に石を投げて波紋が広がる情景が浮かび、首記の事を思いつきました。自分の事しか考えずに生きている人は全く波紋が起こらない状態です。次は家族や親類の範囲まで心を注いでいる人たちです。次は友人、知人の範囲まで心を注いでいる人たちです。次は地域範囲まで心を注いでいる人たちです。次日本のたちに心を注いでいる人たちです。最も外の波紋は地球上の全ての生物の幸せを念じ、行動している人たちです。即ち仏様の心です。大乗仏教徒の最も大事な修行は利他行であります。少しでも広い波紋の心を持ち、実践することです。皆様は今どのくらいの広さの波紋の状態でしょうか?共々に前進しましょう。合掌


 詳しくは一乗会のホームページをご覧下さい。🙇

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