鈴木修学 著 無量義経略義
無量義経徳行品第一
〔處處に衆生の為に大良導師・大導師と作(な)る。能(よ)く衆生の盲(めし)いたるが為には而も眼目(げんもく)を作し、聾(りょう)・ぎ・あの者には耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)を作し、諸根毀缺(しょこんきけつ)せるをば能く具足せしめ、顚狂荒亂(てんのうこうらん)なるには大正念(だいしょうねん)を作(な)さしむ。〕次回に続く
菩薩は如何なる場合に於いても、大勢の人々の導師即ち道案内となるのです。眼の見えない者のためには眼となってやる、耳が聞こえない者、鼻がきかない者、口がきけない者ためには、耳となり、鼻となり、舌ともなってやるのです。
「諸根毀缺」といって、身体のいろいろな部分が欠けて不満足な者は、一切の働きができるようにしてやる、これが真の教えの力であります。
「諸狂荒亂」といって、心狂って居る者には、満足に物の性質を知るようにしてやるのです。そうして「大正念を作さしむ」其の心をしっかり纒め得るようにしてやるのです。
【菩薩様方が次々と私達の為に行って頂いてます行為です。次は仏様になられる方々である為、全てに慈悲を掛けらるお姿と利他行の数々です。凄いですね。 合掌 】
最後迄お読み頂き有り難う御座います。🙇
一乘会本部教会は昭和32年に発足し八万四千の佛教の経典の中で最尊最上である法華経をもって世界平和と人々の幸せを目的として信行している教団です。世の中、物質文明が主体となる中、次第に宗教離れが顕著となり、一乘会は小規模な教団故、その影響をより強く受ける様になりました。
そこで宗教活動以外に於いても世の為、人の為になる事は実施するよう、会員間で話し合い活動の輪を広げ今日に至ております。
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