著者・岡元錬城
[日蓮のことば365日]より引用
【 六 月 十 二 日 】
「大塔(だいとう)をくみ候うには
先(ま)づ材木より外(ほか)に足代(あししろ)と申して多くの小木(しょうぼく)を集め、一丈二丈計りゆいあげ候う也。かくゆいあげて材木を以て大塔をくみあげ候(そうらい)つれば、返って足代を切り捨て大塔は候うなり。」
[上野殿母尼御前御返事] 1812
「法華経と余地の経々の位置付けを、建築物の本体と組み立てのための足場にたとえて平易に説明する。
大塔の建築が目的である。その備備・方法として工事のための足場がいる。
工事が完成すれば足場は不用。
『大塔をくまんがためには足代大切なれども、大塔をくみあげぬれば足代を切り落とす也。
足代より塔は出来して候へども、塔を捨てて足代をおがむ人なし』。
しかし、『大塔をすてて足代をおがむ人々、かしこくはかなき人』も世にいる。転倒である。迷妄である。
『足代と申すは一切経也、大塔と申すは法華経也』。
転倒迷妄を破廃すべし。」
【み仏様は法華経を説かれる迄には数多くの法門をお説きになられ、法華経に入る迄の法門は方便の教えであると仰せられ、それを誠分かりやすい譬えを以て説いて頂いて居ります。[足代=一切経であり大塔=法華経]大塔を完成する迄の足場が方便の教えになります。
今後人様に法華経の大事をお伝えさせて頂く時には是非用いたいお言葉です。合掌】
※追記
無量義経説法品第二の御経の中には
『所以(ゆえ)は云何(いかん)、諸(もろもろ)の衆生の性欲不同(しょうよくふどう)なることを知れり。性欲不同なれば種種(しゅじゅ)に法を説きき、種種に法を説くこと方便力を以(もっ)てす。四十餘年には未(いま)だ眞実を顕(あらわ)さず。是(こ)の故に衆生の得道差別して、疾(と)く無上菩提を成(じょう)ずることを得(え)ず。』とお説き頂いて居ります。
未だ法華経のみ教えを知らない方、一度手に取って頂ければ幸です。合掌
最後までお読み頂き有り難う御座いました。😆💕✨🙇
世界平和・日本国安泰・正法興隆を共に祈願させて頂きましょう。南無妙法蓮華経🙏合掌
日程 : 7 月 2 3 日 から 2 4 日です。
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