◉人に心を開けない～嫌悪感が強い理由

こんにちは。

心理セラピストの木村　多花です。

先日雪が降りましたが、

ゆっくりゆっくり春が近づいていますね。

今回は、『人に心を開けない～嫌悪感が強い理由』です。

◉嫌いな人が多い

◉ひとの悪いところを探してしまう

◉斜めからものを見てしまう

◉自分から心を開けない

◉皮肉を言ってしまう

◉世の中、信用できない人やものだらけ

◉「YES」と首を縦に振ることに躊躇する

◉「素直じゃない」とよく言われる

◉イライラしやすい

....このようなお悩みやある方は、

なかなか「自分の外側にあるもの」を

受け入れられません。

「素直に何かを受け入れる」

ということに対して、

痛みや苦しさを感じるのです。

実は、このような方は、、、

今までじゅうぶんいろいろなことを、

受け入れてきたひとなのです。

今までの人生、

他者のいろいろなものを受け入れる代わりに

自分のことはずっと我慢していて、

今も我慢しているので辛い思いを抱えています。

そして、我慢のやめ方もわからなくなり、

我慢していることさえ、

気づけなくなってしまった。

、、、そんな経緯があるはずです。

ある意味、

『すでに受け入れキャパがいっぱいの人』

なのですよね。

理由は、、、

「幼少期の甘えが足りていなーーい！！」

乱暴な言い方ですが、この一言につきます。

幼少期に、、、

◉親が厳しかった

◉親がネガティブだった

◉両親が喧嘩していた

◉親が過干渉だった

、、、このような状態が続いていると

親が幼く、子どもに甘えている状態なので、

自分は満足するまで甘えられなかったはずです。

あなたには、

「イヤイヤ期」はありましたか？

「イヤイヤ期」がないということは、

親のニーズを受け入れて良い子で我慢してきた

時期が長かったということが考えられます。（今もかも？）

だから、ずっと、表面上は

「いい人で、頑張りやさん」

なのかもしれません。

それは親のための人格（パーツ）であって、

本当の自分のニーズは

しっかりと蓋をして、

今も我慢してきているのです。

自分の口を抑え

自分を小さくまとめて

小さな袋に入っているような状態なので

そりゃ、苦しいですよ。

苦しいけど我慢していたら

ご褒美がもらえると思って、

長年我慢しているのに

口を開放してもらえないし

穴から出してももらえないんです。

このような苦しい状態なのに、

これ以上、ひとを、外部のものを、

受け入れられないのも当たり前ですよね。

。。。

子どもは親が大好きです。

家族が大事です。

だから、成長期に必要な甘えを我慢し、

家族のために尽くします。

これは、長男や長女って、当たり前のように

していたりします。（次女や三女のケースもありますよ）

これだけ我慢して自己犠牲をしているのに

家族が仲良くなかったり

愛情の交換ができないとなると、

親を信用できなくなるのです。

親を信用できないということは、

人間を信用することができなくなります。

セラピーをしていて、

なかなかセラピーが進まない方は

ここの気づきが必要だなーと感じます。

せっかく、

セラピーを受けようと思って下さっても、

我慢しすぎていて、心の開き方が

わからなくなっている、、、

....そんな方が多いんですよね。

、、、ということで、

嫌悪感が強い、心を開けない、

素直になれない、受け入れることが苦手

、、、そんな方向けに単発講座をしようと思っております。

。。。。

ひとが大きく変化するときって、

自分の変化を受け入れられた時。

それには、余裕が必要です。

『あー、もうこのままじゃやばいよね』

『わたし、もう、限界よね』

『今まで頑張ってきたし、なんか変えようかな』

『これからどうしてゆこうかな？』

『新しいこと、初めてみようかな』

...こんなふうに

しんどさや辛さとの間に

少し距離ができて

今までの自分を振り返ったり

自分自身を客観的に見たり

過去を振り返ったり

自分の痛みに深く向き合い

内観ができたとき

視野が広がり、

自然に変化が起こります。

「嫌悪感が強いひと」は、

交感神経が優位でいつも戦闘体制なので、

余裕がないのです。

余裕なんて見せたら、

命を守れないから。

だから、簡単には心を開けないし、

嫌悪感は自分を守る大切な武器として

携帯しているのです。

でも、、、

嫌悪感を持たなくて良い相手に対しても

ぶつけてしまったり、

優しくしてくれるひとにも

辛くあたってしまったり、

本当に自分を思ってくれている人の

気持ちを受け取れなかったり、

セラピーをしたいのに、

受け入れられないって

それだと、

もったいないですよね。

イヤイヤ期を経験していない方向けに、

イヤイヤ期ってどんなものなのか

知っていただく、

そして、「わたしの嫌悪感」って、

ここからきていたんだー

と気づいていただく。

...そんな講座にしたいと思います。＾＾

テーマは重いたいけど、

楽しめる講座にしまっす！

もしも、ご都合がよろしければ、

ぜひ、ご参加くださいね。