自主興行とわたし。 | kimurarock あるひとりのプロレスラーの、戦いの記録。

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女子プロレスラー。MMA。坂口道場、一族。所属。デスマッチファイター。米山革命。バツイチシングルマザー。娘は、アイドル。AWANIKO。バナナ。ラスタ。レゲエ。FUNKIST。旅。チェ・ゲバラ。タコス。トルタス。トルティーヤス。沖縄プロレス。ヤンバルクイーンナ。自転車。


わたしは、自主興行。
というものが嫌いです。

わたしは、団体でデビューさせてもらいました。半人前でフリーになってからいままで、団体に育ててもらった、大きくしてもらったと、思っています。

『息吹』では、チャンスを。
『NEO』では、成長する時間を。
『沖縄プロレス』では、圧倒的な試合数を。

他にも、いろんな団体さんにお世話になりました。

フリーのわたしが個人的にできることは、皆が観たいカード、旬のカードは、団体で組まれるように動くこと。

縁のない方の自主興行に、むやみやたらにでないこと。

自分のやりたいカードを、自分の自主興行でやるよりも、

団体さんで組んでもらうことのほうが、

自分にとっては、ずっとずっと価値がある。

男色ディーノさんのニコ生の番組で、NEOの甲田さんとそういう話をしたとき、甲田さんは、団体は畑だと。
儲けで、次の種をまいて育てるのだと言っていて、すごくしっくりきた。

ちなみに自主興行が悪い、って言ってるんじゃないですよ。

何周年とか節目に、縁があるひとたち呼んでやるものだったり、

観るひととやるひとに想いがあるものは、きっと、良い興行になる、と思います。そこには、意義があります。

でも、ただ旬の選手、集めました。みたいな自主興行は、嫌いだし、

出ることもないです。


自主興行成功させないと、フリーとして成功とはいえない?

逆でしょ?

いろんな団体さんの芯のとこでの闘いの、オファーもらってこそ、フリーとしての成功でしょ?

ラスカチョを観て育ったわたしは、そう思います。

そして、ラスカチョと最後に闘って。

闘いを通して、伝えてもらったものを、若い子たちに伝えたい。つなげたい。闘わなきゃいけない。

それにはね、
団体という場所が必要なんです。