(前回つづき)

 

夫と話した「大学受験の挑戦」「中退の可能性」 などについて、息子に話してみた。息子もふむふむという感じで、特に否定も肯定もせずに聞いてくれた。

 

 

ただ、私は附属高校から内部進学した組。
受験の辛さや努力を経験したことがない。
だから、「お父さんに聞いてみるといいよ」と伝え、

金曜日の時点では話は終わった。

 

 

そして、夫は土日とも家にいなかった

 

夫は 土日とも友人の事業の手伝い に出かけてしまった。
土曜日は前から決まっていたから仕方ないとしても、

日曜日も朝から晩まで。

 

 

友人の事業と息子のこと、どっちが大切なの?
つい、そう思ってしまう。

 

 

とりあえず、土曜の夜に夫に「明日、話してみて」と伝えた。

 ☑︎ 私から息子に話したことの共有
 ☑︎ 夫の受験経験を息子に話してほしい
 ☑︎ 火曜日から始まるスクーリングをどうするか

 

 

日曜の夜、夫の帰宅…そして無言のまま時間が過ぎる

 

22時を過ぎても、夫は特に何も言わない。
「(いつ話すつもりなの?)」とイライラ。

案の定、時間だけが過ぎていく。

 


痺れを切らして私が聞くと、夫はこう言った。

「俺は門戸はいつでも開けている」

 

 

はぁ?

 

 

これまで、息子としっかりコミュニケーションを取ってきた父親ならともかく、必要最小限しか話さない、聞かない、関わらない夫が、息子から話しかけてくるとでも思ってるの?

イライラというより、もうがっかりだった。
 

 

そして私は、ふて寝。

 

 

夫に期待するのはもうやめたはずなのに

 

 

これまでも、夫の子どもに対する姿勢には

「はて?」 と思うことが多かった。

 

そのたびに夫の持論を聞いて、

「あぁ、この人に期待するのはやめよう」 と思った。

 

 

でも、夫は特に私のやることに文句を言うわけでもない。
だから、もう自分で進み、悩みを片付けるしかない。
そんなスタンスで、ずっと子育てをしてきた。

 

 

友達や講座のメンターに相談できる環境があることはありがたい。
でも、心の中ではずっと、

「本当は一番近くにいる人と話したかった」

そんな気持ちがあったのかもしれない。

 

 

 

 

そして翌日、夫はまた話さなかった

 

昨日の朝から、私のテンションはずっと上がらなかった。
もう、夫と同じ空間にいることすらしんどい。

 

 

「今日は帰ったら話す時間はあるよね?」と一応確認すると、
「うん、話すよ〜」と夫は答えた。

 

 

でも、帰宅した夫は「疲れましたオーラ」 全開。
何度か息子が部屋からリビングにきたけど、
夫は パソコンを触ったり、ソファでうとうとしたり。

私はあえてアクションを起こさなかった。

 


結局また遅い時間になり、軽く聞いてみた。

「いつ話すの?」

 

 

すると夫は、

「向こうが聞いてきたら話すよ」

「……」

「昨日も言ったけど、自分からアクションしてもうまくいった試しがないから」

「……そうだよね、昨日もそう言っていたよね。(もういいや、、)ごめん」

 

 

 

もう、完全にシャッターガラガラガラガラ。
ふて寝、二日目です。