サッカー審判TIPS(579) 不思議な白線 | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー審判TIPS(579) 
ゴール内の不思議な線

少年団の試合に帯同したときのこと。
S県K市の少年団のグランドでこんな線を見かけた。
ルールブックに無い白線がゴール内に引かれている。
コーチたちが距離を測ってグランドを作ったのだろう。
ゴールラインのセンターの位置に印を付け、両ゴールライン上のこの印を結んでセンターマークやペナルティマークを決めたのだろう。

その正確さを期す姿勢には頭が下がる。
しかしこの白線はその役目を終えたら消しておくべきだった。

コーナーアークの端から10ヤードに引かれる任意の白線についてもそうだがタッチラインやゴールラインはピッチの一部なので、不要な白線がくっついているとそれもピッチの一部ということになってしまう。

今回の場合、ゴール内でGKがボールを押さえたがそのボールがこの白線にかかっていたらボールがゴールライン上にあることになり、横から見てボール全体がゴール内にあってもノーゴールとなってしまう。

重箱の隅をつつくようで恐縮だが、へんなところにこだわる人(私みたいにか?)に文句を言わせないためにルールブックに書かれている以外の印は消しておきたいものだ。