サッカー審判TIPS(463)
これは何の反則?
写真は9月8日にロンドンオリンピック予選でなでしこJAPAN対北朝鮮の試合で後半42分頃、相手陣内のコーナー付近でFW永里選手がボールをキープしていたときのものである。
永里選手が倒れこんで両足にボールを挟んだまま尚もキープをしようと試みている。

しかしここで笛が鳴り、北朝鮮に間接(だと思われる)フリーキックが与えられた。

プレイングディスタンス内にボールを保持し、相手から足でチャージを受けているならば日本にフリーキックが与えられなければならないと思う。
しかしこの判定が間違っているわけではなく、倒れこんだ体勢でボールを足で挟んでいたりふところに抱え込んでいたりした場合ボールを持っていた方の反則となる。
習慣的にそのように判定しているのだが、ではこれはルールブックのどこに当てはまるのだろうかと思い、該当しそうな記述を探したがよくわからない。
もしかしたら過去のルールブックのQ&Aに記載されていたのかもしれない。
ルールブックを引っ張り出してきて確認すれば良いのだが、ご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたく。