サッカー審判TIPS(455) レフェリーワークショップ2011 | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー審判TIPS(455)
 
レフェリーワークショップ2011
 
先日来何度か書いている、レフェリーワークショップでのネタですが、昨日発売のサッカーマガジンに記事が載っていました。
記事の内容を丸写しするのは控えるが、最初の部分をちょっと引用。
 
4日の東京会場にはウェブ氏らとともにワールドカップ決勝で予備審判を務めた日本の西村雄一主審、相楽亨副審も参加し、約150人が出席して、ウェブ氏らの興味深い話に耳を傾け、また活発に質問が飛ぶなど有意義な時間を過ごした。
 
昨年のW杯決勝でのワンシーン、オランダのデヨング選手がスペインのシャビ・アロンソ選手の胸に蹴りを入れた場面の映像を元に、これは警告ではなく退場にすべきだったと解説。
自分の位置取りがもう少し修正できていたらよかった、と説明してくれたのには驚いた。自分の非を認めて、それをこういった公の場で講義のネタにするのだから懐が深いとしか言いようがない。
 
そして記事では、「判断のスピードも求められるが素早く笛をふくこととはまた違う」とも言っている。
日本vsペルーで本田が倒されたがすぐ起き上がりワンステップでシュートを放ったシーンを映し、ファウルを受けてもプレーを続ける本田の姿勢を賞賛しながら、状況に応じたジャッジの必要性を示した。
とある。
このあたりのアドバンテージの適用は難しいね。
ファウルを受けてもアドバンテージでシュートを打たせた。でもはずれたからロールバックしてフリーキック、という判断はだめだろう。すぐにファウルを取らずシュートまで打たせた時点でアドバンテージの役目は終了。(あ、この4行はKenKenの言葉デス)
 
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