サッカー審判TIPS(401) ストッキング留めの色 | サッカー審判KenKenのブログ

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ストッキング留めの色
 
少年サッカーの試合。最近よく見るのだが、ストッキングの上からすね当ての下側に巻きつけるストッキング留めというものがある。
自分では使ったことがないのでわからないのだが、どういう用途なのだろうか。
すね当てがストッキングの中で落ちてこないように?
 
まあ、相手選手に危害を加える恐れがないのだから良いのだが、その色がストッキングとかけ離れているケースがある。
本日の試合でも、赤いストッキングに青いストッキング留めを巻いている選手がいた。
相手選手(小学生)から、「あれ問題じゃないのか」と指摘があったようだが、そのまま試合は実施された。
私が関わった試合ではなかったが、もし自分が主審の時にそのようなことを聞かれたらどう答えようか迷ってしまう。
アンダーシャツやアンダーパンツの色は厳格に規定されている(上に着ているシャツやパンツのメインの色と同色であること)のに、ストッキング留めについては聞いたことがない。
シャツやパンツに比べてたいした問題ではないと個人的には思うが、自分が選手として参加していたある社会人リーグでは、折り返しの部分に3本線が入っているストッキングを履いた選手と無地のストッキングを履いた選手が混在していたら「ダメ」と言われパニクったことがある。
上部の折り返しを内側に折り込んで全部のストッキングを無地に見えるようにして試合を実施することができたが、そこまで厳しく言うのはどうかと思う。
 
ただ、例外を許すと際限なく崩れてしまうから歯止めをかけるためにそのように厳密に運用せざるを得ないのだろう。