サッカー審判TIPS(394) ずれたセンターサークル | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー3級審判KenKenの審判経験記

サッカー審判TIPS(394)
 
ずれたセンターサークル
 
本日、我が少年団の試合があった。会場はいつも使っている小学校。
朝早く集合してライン引き。
KenKenはタッチラインやゴールラインを引いていた。
センターサークルは別なコーチ達に任せていた。
ピッチの目印になる場所に色の着いた紐を埋め込んであるのでそこを目指してラインカーを引けば良いから簡単だ。
 
さて、今日は3試合。
第1試合は第4の審判。
第2試合で主審をやった。
 
得点が入って入れられたチームがキックオフのためにボールを置く際に青色の目印にボールを置いた。
そこはサークルの中心ではない。
黄色い紐が出ているところを指差して、ここがサークルの中心(センタースポット)だよ、とそこにボールを置かせた。
しかし、なんとなくセンターサークルに違和感。
 
そして気づいた。
PKマークは両ゴールとも青い紐が出ているではないか。
 
黄色い紐は以前のマーク。先日メジャーを使って計測し直して青い紐を埋め込んでおいたのではないか。
センターサークルを担当したコーチが以前のマークを使用して線を引いてしまったのだ。
1m以上ずれている。
 
線を引いたときに気づかなかったのかよ。
そして、第1試合の主審、気づかなかったのかよ。
 
KenKenが吹いている第2試合はフレンドリーなのでこのまま後半もやることにした。
 
そして第3試合の前に引き直してもらった。今度はKenKenも立ち会った。
 
 
では、第1試合。
ピッチに引かれた線が規定通りでなかった場合はどうなるのだろう。
公式戦だったのだが、成立するだろうか。
 
本来は試合前に審判が気づいて直させるべきものだが、たとえセンターサークルがずれていても両チームが同じ条件なのだから問題なしでよいと思う。
ピッチの片側だけ水溜りがある、とか片側だけ直射日光が当たるということもあるかもしれない。
前後半攻撃方向を変えるのだから条件は同じ。
センターサークルが一方のチームから見て右にずれていたら、後半は左にずれている状況で攻守を行なう。
だから、今流行りの曲ではないが、「♪これで~いいのだ~」。
 
 
 
 
第1試合の時はピッチに入らなかったので気づかなかった。