サッカー審判TIPS(377)
疑惑のゴール
W杯決勝トーナメント1回戦、ドイツvsイングランドでの疑惑のゴールシーンについては多くのメディアで報道され、皆さんもよくご存知のことと思います。
ここでも記録のために改めて取り上げておきます。
イングランドが同点かと思われたシュート、バーを叩き地面に跳ね返ったときには既にゴールラインより後ろ側の地面に着地していました。
ボールが完全にゴールラインを越えているので得点です。(画像が粗いです。スマソ)

横から見た画像です。

1966年のイングランド大会、奇しくもイングランドvs西ドイツの試合ではイングランドのシュートがバーを叩き地面から跳ね返ってきましたが、ゴールが認められています。これは実はラインにかかっていてノーゴールだったのではないかと言われています。
そのリベンジみたいになってしまいましたね。
ちょうど今開催されているテニスのウィンブルドン大会では、CG画像でボールの接地部分の画像が表示されます。機械での判定をサッカーでも導入せよというのではありません。
テニスでも上から見てボールが一部でもラインにかかっていればOKだということを知ったのです。
「接地痕がラインにかかっていなければダメ」と覚えていたので、頭の中の間違いを正しました。