サッカー審判TIPS(237)
PK!副審は見た
本日は東京都マスターズリーグの試合の副審を務めた。
我がチームがこの試合の2つあとの東京都チャンピオンズリーグ(マスターズの上ね)の試合があるため、2つ前の試合に審判の割り当てがあったためだ。
主審は東京都サッカーリーグから派遣された2級審判の方。
試合前の打ち合わせでこんなことを言っていた。
「ペナルティエリアの中で、私の見えないところで明らかな反則があったら遠慮なく旗で合図をしてください」
ただし、これにはもちろん条件がある。
攻撃側のファウルであれば左手で旗を上げてアピールすればよい。
問題は守備側のファウルである。
通常、旗を上げずに胸のワッペンを叩いて合図をするということがよく行なわれており、私も以前にそのように言われたことがある。
ところが、本日は「ワッペンではわかりにくいので、主審がPKスポットを指すように(腕を斜め下に向けて)ビシッと旗を使ってください」と言われたのだ。
なるほど。主審が見えている反則は主審に任せ、見えていないものは堂々と合図をしてくれということなのだな。