サッカー審判TIPS(210) 聖地国立に立つ | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー3級審判KenKenの審判経験記

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サッカー審判TIPS(210)

聖地国立に立つ


国立競技場と言えば、サッカーをやる者にとっては一度は立ちたい場所である。
その国立競技場に立ってきた。
残念ながら審判としてではなく、ましてや選手としてでもない。

東京都サッカー協会の3級審判研修会が国立競技場の大会議室で行なわれたのだ。
そして体力テスト、12分走が国立のトラックを使って行なわれた。
朝8時半から受付開始で、9時にはトラックに集合。
ろくにアップもせずに9時15分から測定開始だ。

ご存知のように12分走では2,800m以上が目標として設定される。
現役の審判たちは2,800mを越えて3,000m以上を常に走れるのだから大したものだ。

私は東京都サッカー協会から審判の割り当てを受けようなどという大それた考えはなく、自分の経験値を上げるために参加させてもらったようなものなので、年齢から考えても2,500mくらい走れればいいやと思っていた。
しかしさすが国立競技場のトラックは走りやすい。
観客席に誰もいない大きなスタジアムのトラック。声もよく響く。なかなか気持ちが良い。
雲があって日差しもそれほど強くなかったこともあり、目標よりも良い結果が出た。
ただし、自分より年がかなり上のオッサンのくせに速い人がいて、驚き。
さすが普段走っているアクティブレフェリーだけある。

会議室に戻っていきなりルールテスト。
問題は3種類。
(1)記述が正しいかどうか○×を付ける問題
(2)競技規則の条文の穴埋め問題
(3)試合中に起きたと想定された反則に対しての判定、処置、再開方法と位置について書く問題

時間は40分。
そんなにいらないよー、と思った。一通り記入しても20分くらいで終わった。
何度も見直す。
条文の文言は自信のないところがいくつかあった。
さすがに一字一句ちゃんと覚えているわけではない。

(3)では自分でも経験した反則についての問題だった。ブログにも書いた件だ。
自信を持って判定、再開方法など書く。

この先少しずつこのブログでもどんな問題が出たか紹介していきたい。

本当は今回から書きたいところだが、24日にも第2回の審判研修会が行なわれる。そこでもどうやら同じテスト問題が使われるらしいのでここで書くとネタバレになってしまうので書くのはもう少し先にする。