サッカー審判TIPS(188)
派手なスパイク
我がチームのボランチ、Y君。
最近試合に赤いスパイクを履いている。
我がチームの白い正ユニには背番号が赤だし、副のユニは赤なので彼のスパイクはアクセントとして実にいい感じでカッコイイのだ。
そのY君が、チームの審判割り当てを「やります」と買ってでた。
彼が審判をやる場面を見たことが無かったので興味深く見た。
通常、試合にはスパイクは1足程度しか持ってこない。せいぜいアップシューズとスパイクの2足だ。
ということで彼は真っ赤なスパイクを履いて主審として出て行った。
すっげー違和感。
赤い審判服(シャツ)はたまに見るし別に違和感は無いが、黒ずくめの審判服に赤いスパイクというのはなぜか審判らしくない。
いつだったか東京都の審判講習会の講師が、「スパイクはできれば黒がいいです」と言っていたことを思い出す。
そうか、こういう意味だったのか。
赤いスパイクは選手としてのパフォーマンスの高さを示すことになるが、審判には不向きのようだ。
ちなみにY君のジャッジはミスも特に見られず、混乱することも無く立派にこなしたことを言っておく。