学校防災マニュアルに竜巻が追加に。 |  営業マンから政治の道へ~木村イサオのイサオログ~

学校防災マニュアルに竜巻が追加に。



県の教育委員会が学校防災マニュアルに、竜巻についての項目を追加しました。


先日、私の一般質問での、「学校においても竜巻への対処法の指導や防災マニュアルの策定が必要ではないか」の項目が今回かたちになりました。


このマニュアルのなかでは、先日の竜巻発生時の実例をあげて、その際に学んだ教訓や、竜巻への対応がまとめられています。


発生時にうまく対応出来た実例として、

・竜巻を目撃した教育委員会委員は、進路が予想される小中学校に対して電話で通報し、それを受けた学校は対応をとることができた。
・竜巻通過後、教職員が分担して学区内を見回り、その状況を学校と教育委員会が共有することができ、保護者への周知や学校間の情報共有がスムーズに進んだ。

など。


発生時に思うように対応できなかったとして、

・電力供給がストップしたことで、連絡方法は災害用のPHSのみとなったり、トイレが使用できなくなったりした。

・通信回線の混乱により、配信に時間がかかり、日頃は数分で配信完了となるものが1時間ほどかかった。

・竜巻そのものの情報を事前にキャッチできなかった。

などが取り上げられおり、今後の参考になると思います。


また、発生時の対応として、・児童生徒在校時・児童生徒登下校時・校外行事・在宅時の場面別の対応について留意点が書かれています。


このマニュアルは県立学校178校に電子メールで送付され、また市町村教育委員会にも情報提供する、ということです