最近、実家(横浜駅から徒歩圏)の件で、
とある建設会社からプレゼンが届きました。
私自身はそっち方面も含めたの業界の人間ではありますが、
営業担当者氏の気前の良い言葉に、
『はて、どんなものが出来るのかな?』とばかりにプレゼンを承諾しました。
その会社は営業と積算見積もりや不動産が分かれていて、
営業担当者は話しをつなぐだけのようです。
仕上がってきたプレゼン資料を見てびっくり!
CGパースがきれいだったことは素晴らしいのですが、
それ以外の部分、収支計算等が恐ろしいものでした。
『こんな賃料で貸せるのか!!』
『この収支計算の前提条件はなんだあ??』
『変動リスクってまったく見ていないなあ』
『何で建て替えて手取りが減るの??』等々・・・・
もう、しばらく前から『何もしないのが最善の場合も多い』と思っているのですが、
今回のものがそれを言うまでもない惨憺たるプレゼンであることは言うまでもありません。
しかしながら街を歩いていると、時折その会社の建設中の横断幕は散見されます。
商売とは切り離して、事実は事実として伝え、
近い将来、『こんなはずじゃなかった』とうなだれる悲惨な土地オーナーを出現させないことも、自分の役割なのかもしれません。