今、福島県郡山市に建物の復旧作業に行っている。
そこはテナントビルで1階に入る会社の社長さんが
挨拶と数値を言ってくれる。
「おはよう。毎日御苦労さま」
「今日は○○あるよ。気をつけて」
○○。放射能の数値。
差し当たり行くに当たって、気にはしたけど気にとめることはなかった。
「数年後。今の子供たちが結婚するとき『どこ出身?』なんて
会話はあってはならない、させないようにしたい」と言っていた。
震災から3カ月経ったにもかかわらず、未だに政府の対応が定まらない。
いい加減にしてほしい。
今までどれだけ無駄金を使ってきたかを顧みず、今はたくさん無駄があっていい
なくていけない予算なのに。
復旧から復興へのベクトルを明確に出さなくてはいけないのに。
いつか私は義援金を送らなくなると思う。
でも子供たちの成長だけは気にとめている。