試験当日朝、みんなの顔を見て安心した。 いい顔してた。 「受験票ある?」「落ち着いてネ」 「はい!」 頼もしく感じた。 緊張してるのは俺だけみたいだ。 今までも今日もみんなの声を聞いて指揮をとっているF町君から 会場に着いたと連絡が入った。 いよいよだ 「どうか良い問題であるように!」 開始時間だ。 受験番号と名前をしっかり書いて ちゃちゃっと、やってきちゃって