食の欧米化 | 【治療家たちのつぶやき】吉祥寺の整体院・きむらカイロプラクティックより

食の欧米化

先日、5歳下の妹が乳がんの手術を受けました。幸い早期発見で、手術入院とも短くて済みました。

いきなりショッキングな話題から始めて申し訳ありません。
最近、「がん」に関わるニュースがとても増えたように思われます。
事実、がんの罹患者は年々増えています。
その理由の一つに食の欧米化があると思います。

戦後の日本経済の急成長のもと、和室から洋室を中心とした食卓の変化、つまり和食から洋食への変化で、我々は動物性たんぱく質動物性脂肪を多く摂るようになったのです。

日本人はもともと、農耕民族だったため腸が長く、肉食には適していません。肉は、消化と同時に腐敗が始まり、狩猟民族の西洋人は、腸が短い分早く排出出来ますが、日本人は長いので、腸内に留めている時間が長く、その分発がん性物質を発生させてしまう、ということなんです。







そしてその陰には、お米の消費量の大きな減少もあります。
乳がんの患者さんの共通点に、ご飯が極端に少なく、パン、糖分、油、果物などで栄養を補っているという食生活があります。
また現在、家族全員が揃って食卓をかこむ機会がなかなかなく、お米を炊くことも少なくなっているとのこと。つまり、各自バラバラに手軽な食事(パン、レトルト食品、インスタント食品)をせざるをえない。こちらは多くの食品添加物からリスクを伴います。

洋食により、日本人の体格が大きくなったのは事実です。しかし、内面はどうでしょうか?

昔の日本の食事は、栄養価が高いとは言えませんが、海外が注目するほどの健康食です。穀類6:野菜3:肉1一汁三菜の粗食に戻るのは不可能かもしれません。また、私のような境遇にならなければ、その考えにも及ばないでしょう。

妹は、手術すら成功したものの、薬物治療はこの先続けていかなければなりません。
検診における早期発見よりも、食事を見直し、がんにならない体づくりがまずすべきことと思います。

今回は、個人的感情からこのような無理難題な記事を書かせていただき、大変失礼いたしました。

                      東裕之

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