●初めに…この記事は二日前に書きかけたものです
皆さんの好きな星座はなんでしょうか？？
執筆者はオリオン座です！！
特に左上で赤く輝くベテルギウスが大好きです
名前の響きと赤色の一等星というのが絶妙で子供の頃から大好きです。冬は空気も澄んで、星座が一層美しいですしね✨
またオリオン座にはリゲルという一等星も存在します。こちらは右下に位置し、青く輝いております。
オリオン座は日本では雅楽で使う鼓（つづみ）に似ていたので鼓星とも呼ばれていたそうです
少し見え辛いですが、オリオン座は真ん中の三つが目立つので比較的見つけやすいです
さて、星座にはそれぞれ物語がありますが、オリオン座にも沢山の神話があるそうです。
(特にギリシア神話)
有名なのはサソリを恐れるお話。
乱暴者だったオリオンは、怒った他の神様が遣わしたサソリに毒殺されてしまいます。
そのため、さそり座が昇ってくるとオリオン座が逃げてしまうという大変ユニークなお話です
ただ、人間に害のある毒を持つサソリは確認されている約2,400種のうち30種程度しかいないそうです。
ギリシア地方にはそのうちの一部がいるのかもしれませんね
また、サソリ毒について調べていたら、宮下正弘先生の「サソリ毒に含まれる生理活性ペプチドの多様な構造」という解説を見つけました。専門的な項目は読み飛ばしてしまいましたが、大変面白い内容ですので、興味のある方は是非
オリオン座に話を戻します
乱暴者だったオリオンは、やはり怒った他の神に目を潰されたりしますが、なんとか回復して狩りに興じます。そこで狩猟の女神アルテミスに出逢います。
オリオンに首ったけのアルテミスを見咎めた兄のアポロンが、川を渡っているオリオンを見つけます。そこで彼はアルテミスに、「いくらお前ほどの弓の名手でも、あそこの川を渡っている鹿を射ることはできないだろう」と唆します。
挑発に乗ってしまったアルテミスは弓を引き、鹿は倒れ川を流れていきます。
しかし川岸に打ち上げられていたのは愛するオリオンだった、という
アポロンはアルテミスを慰め、彼女は父親であるゼウスに「せめてオリオンを空に浮かべてほしい」と頼みます。
そうしてできたのがオリオン座である…というわけです。
※諸説あります。
日本神話に振れたことがありますが、神話は面白いですね～
ただ、ベテルギウスというのは「わきの下」という意味らしいです
いやいや、いいんです。響きが好きなのです。外国の方が「図書館」と書いてあるTシャツを着ているのと同じようなものです。（多分）
また、日本では赤い星であることから平家星、リゲルを（おそらく白い星に見えることから）源氏星と言っていたようです。
平清盛好きの私には、うれしい情報です！！
…が、しかし、少し前にニュースでやっていたのですが近い将来ベテルギウスは超新星爆発を起こして消えてしまうそうです
数百万年以内のこととはいえちょっと悲しいですね。