こんばんは。
台風が立て続けに来て、週末の天気の悪さが続きますね…

さて、タイトルの通り今日は膣式SRSの術前検査を受けて来ました。

内容としては

・心電図測定
・血液検査
・肺活量検査
・エコー検査
・手術の詳細説明

でした。トータル1時間ほどで終わりました。
最初エコーと聞いた時は、妊婦さんがやるようなお腹にジェル塗って上から機器当てて見るあれかな??と思ってたんですが、やっぱり下に入れます笑
大人のおもちゃほど太くはないですが、痛かった…痛すぎて全然入らない人もいるらしい。とりあえず僕はちょっとした痛みで済みました。性交渉や異物挿入の経験の有無を聞かれます。不安なら自分で拡張しておいた方がいいかもしれませんね笑

そして黒白の、ドラマとかでしか見たことないあの画面で自分の子宮卵巣を観察。

「これが子宮です」
「これが左の卵巣」
って言われても、黒白画面でよくわからん。
特に異常は見つかりませんでした。
この検査に嫌悪感がある方がほとんどかと思いますが、先生もプロなので、検査機を挿入するのも一瞬だし、想像していたよりは嫌な感じはありませんでした。

心電図測定や血液検査はよくある健康診断と同じ感じなので割愛します。
肺活量の検査は初めてやりましたが、筒状のものを咥えて息吹いて終わり。

そして最後に手術の説明。
まず麻酔は「脊髄クモ膜下麻酔」という種類の麻酔を使用するようです。
胸オペの時にやった硬膜外麻酔と何か違うのかな??と思ってググりました。気になる方はググってください。
てっきり全身麻酔でやるもんかと思っていたので、ちょっと安心。

そして入院については、一泊二日入院。
9時30分から入院し、翌日8時には退院。結構な弾丸トラベル。
入院時間に間に合わない事はないですが、そこそこ距離があるので近隣のホテルに前泊することにしました。
付き添いの人は夜20時まで付き添い可能だそうです。恐らく病院によりますが、今回の手術をする病院では、付き添いの人の宿泊はできませんでした。

手術は入院1日目に実施、2件手術するそうなので順番は当日指示があるとのこと。

食事に関して、入院前日の朝から三食後に下剤を飲むよう薬を渡されました。前日夕食から食事禁止、手術日も丸一日食えないらしいです。

水分補給はポカリ等で手術当日7時まではオッケー。

入院2日目は朝6時頃から採血、尿カテーテル抜き、エコー検査をして異常なければ退院。

意外だったのが、退院時に異常がなければ通院の必要なしということ。
病院のHPには術後1週間後、1ヶ月後は経過観察のため通院が必要って書いてあったので、仕事の予定早めに考えねばと焦っていたのでかなりありがたい話。
もちろん術後の経過がよければですけどね。

出血は1ヶ月程度続く事が多く、運動は6週間前後から可能。

ホルモン始める前は重い生理痛があったので、またあんな痛みに襲われるのかと思うと気が重いです。出血が治るまではまたナプキンをつける生活が続く…男子トイレゴミ箱ないけど大丈夫かなぁ。

麻酔の副作用だとか、手術のリスクを細かく書いてある同意書を渡されて、手術当日に署名して持って来てねという事で、検査は終了。

あんなに先だと思っていたSRSが、もう2週間半後に迫ってきてます。

肝心の先生ですが、明るく気さくな先生で信頼できる方だなと思いました。我々の事をしっかり考えてくれて、膣式でやる事の重要性を熱く説明してくださいました。
机の周りが結構乱雑だったのは気にしないことにします笑

SRSで膣式をやってくれる国内の病院ってほんと今ではここぐらいですよね。

まだまだお若い先生でしたので、今後しばらくは大丈夫でしょうが、SRSを望むFTMのためにも、後継者が現れる事を祈ります。
もっとも、性別変更する条件が変わって子宮卵巣摘出が不要になったら、受ける人も激減するでしょうけどね。

そんなわけで、本日はこんなところで終わりにします。

次回は手術前日からレポートします。