こんにちは。宝塚歌劇依存症だったナイトです。

(宝塚歌劇依存症とは・・12/11の記事参照)



有愛きいさんのご命日、昨年9/30以降、

私は一回も宝塚歌劇の舞台を観ておりません。


タカラヅカスカイステージも脱会致しました。



とても観る(見る)気持ちにならないのです。



これは、

単なる私個人の偏った意見なので、ご不快に思われる方にはあらかじめ謝罪致します。



あんなに悲しい、悲しい、あってはならない悲劇が起きたというのに、


   「よく平気で観れるな!」


というのが、今の私の心境です。



花組ではトップコンビの退団公演・大劇場千秋楽も行われて、愛が溢れる良い公演などと盛り上がり、星組ではインド映画「RRR 」のナートゥダンスで盛り上がり、


まるで、組が違えば別会社(別劇団)と思えるほどの区別っぷりに私は多大な違和感を覚えています。



宙組だけが、イジメ・パワハラ溢れる酷い組で、

宙組以外の組は愛が溢れる良い組なのでしょうか?



そんなことありませんよね⁉️


普通に考えて、そんなことありませんよね⁉️


皆さん同じ音楽学校出身、同じ劇団の同じ劇団員ですよね。


宙組・有愛きいさん壮絶イジメ死事件という悲劇からまだ半年も経っていないというのに、

まるで何事もなかったかのように・・・



あえて言います。

花組トップの柚香さん。相手娘役トップの星風さん。

大階段を降りてのご挨拶では、亡き有愛さんのために哀悼の意を表しましょうよ。黙祷を捧げましょうよ。


その後の記者会見でもいいです。

同じ劇団の劇団員じゃないですか⁈

一っ言も触れないなんて不自然極まりないです。




特に、星風さんは宙組でのイジメ・パワハラに抵抗し、花組へと逃げてこれた経緯があるじゃありませんか!


有愛さんの苦しみ悲しみも手に取るように分かるのではないですか⁈


このまま何も言わずに去るのですか?

心が苦しくはないのですか?


あなたの持っているボイスレコーダーのデータをいま苦しんでいる有愛さんのご遺族のために公開してくれませんか⁈



柚香さん。星風さん。

あなたたちは、大階段を降りることが出来ましたが、

有愛さんは大階段を降りることは叶わず、

天国への階段を昇りました。




いま一度、東京公演では心ある対応をして頂けることを期待致しております。




さて、



今回の宝塚歌劇団宙組・有愛きいさん壮絶イジメ死事件が起きるまで、

私は宝塚歌劇が大好きでした。



最初に私が宝塚歌劇を観たのは今から31年前、

宙組が誕生した時です。トップスター姿月あさとさん率いる新生宙組公演を観たのが初めての宝塚観劇でした。



それ以降、

かなり嵌り、のめり込み、どっぷりと沼に浸かり

お金無いのに湯水の如く・・、

時間無いのに無理をして・・、

宝塚のために仕事して・・、

家族や周りからも変人扱いされるほどに。



最近も贔屓のジェンヌさんが何人かいました。

私は男なので娘役さんの方に贔屓が多かったのですが・・

で、

その中でも笑顔がとても可愛いくて、純真で真っ直ぐな瞳、居らっしゃるだけで周りを明るくするような雰囲気、くどく無い品の良さ、自分のことより周りのことを気遣い出来る思いやりがある感じ、お芝居もダンスも頑張っていて、

それが、有愛きいさんでした。



初めて訃報を聞いたとき、私は信じられませんでした。

嘘か、デマか、フェイクニュースか・・・



ヘアアイロン事件のことなどは当然知っていましたが、まさか!マンションから飛び降り自殺するほど追い詰められていたとは・・思いもしませんでした。



どんなに辛かったことでしょう・・

どんなに苦しかったことでしょう・・


その苦しみ悲しみ絶望の深さを慮ると、とても居ても立っても居られなくなり、

私ナイトは東京住みですが、発作的に理由もなく

新大阪行きの新幹線に乗っておりました。



そして次に気がついた時は、花の道沿いの壁にもたれかかり、涙が溢れるのが止まらず「ヤベっ」と気がついた時でした。



なんのアテも無かったので、ただ大劇場周辺をウロウロするだけでしたが、あんなに華やかでキラキラだった宝塚がすべて白黒の世界に変わってしまっていたのを覚えています。



その後の、

劇団のみならず親会社の阪急阪神HD含めた驚くべき隠蔽・捏造体質、不誠実さ、


劇団のみならず宝塚音楽学校や演出家なども含めた呆れるほどのイジメ・ハラスメント風土、


会長や理事長、室長、プロデューサー、トップに組長など責任ある立場の人間たちの誠意や思いやりの無さ、


私が信じて憧れ、大好きだった宝塚歌劇全てが、

「清くも正しくも美しくも無い」というのが分かり、 

一気に熱が冷め、目が覚めたのです。 


そして現在に至っております。宝塚歌劇依存症からの完全なる脱却とまではいきませんが、必死にもがいている最中であります。




ハッキリ言います。以前私は宙組が好きでした。



それが、アレ?何だかおかしいな??と、

私が個人的に思い始めたのが、やはりトップがまかJになってからでした。



"まいあん" って、皆様ご存知ですか?


宝塚歌劇団宙組・娘役さんだった、華妃まいあさんのことです。


人気も実力もあり、私もファンの一人でした。


それが、何の挨拶も無いまま唐突に別箱退団・・


当時は、謹慎処分を受けたとか、干されたとか、

いろいろ噂が上がり、私も心がかなりザワつきました。

まさか、まいあんが退団するにしても大階段を降りずに辞めるなんて!



そしてその後も、若手のジェンヌさんの退団が続き、亡き有愛さんの同期生たちも次々と辞めていき、

組子の数も他組に比べて一番少なくなってしまいました。


個人的には、天瀬はつひさんが早々と退団なさったのが残念で😢なりませんでした。



そして、皆様もご存知だと思いますが、その当時の宙組トップ娘役の星風まどかさんが、専科への移動を経ての花組への組替え。


衝撃的でしたよね〜



今にして思えば、伏線どころか、おかしな事がいろいろあったにも関わらず、宝塚歌劇依存症の頭では「皆さん、いろいろ事情があるのかなぁ〜」

なんて、私は呑気に思っていたのです。



それからも、

星風さんの花組への組替えの経緯が週刊誌に掲載されたり、

ヘアアイロン事件が起きたり、

 "キキブリザード" が吹き荒れたり、



でも、それでもまだ、まさか!宙組の組内部に指導と称したイジメ・パワハラが蔓延し、死者まで出すことになろうとは、思っていませんでした・・・



そして悲劇の9月30日・・。




私は、「変わろう」と決意しました。