ある程度の所まではボクサーもダイエットをします。
運動を増やしたり、カロリーが低い物を食べたりと、
これは人によって違います。
無駄な肉が削ぎ落とされ、コンディションが仕上がっていきます。
健康維持、体力目的だったらここで終わりですよね?
しかしボクサーには前にも書いたように、他にも理由があります。
さらに体重を落とす必要があります。
ここからがダイエットから減量に変わるポイントです。
そこから先どうするか…
水分をカットしていきます。
水分は一番体重が手っ取り早く落ちやすいんです。
人の体は70%が水分ですから…
計量後は飲んだり、食べたりしても大丈夫なので 最後の奥の手を使うんです。
これはハンパなく辛いです。
水を飲めないって究極です。
渇きのきつさは
食事を食べないのとは比較できないほどきついです。
なのでこれは、試合の直前に使う奥の手です。
体にも良くないし、そんなにモたないですからね…
そうやって試合の前日の計量までに、
規定体重を作りリングへと向かいます。