先日、大阪から水泳仲間というよりも飲み仲間といったほうがいい立田さんが来訪。
今までは名古屋で行われるレインボーカップという水泳大会と引っ掛けての名古屋入りだったのですが、会場のプールが建て直しのため、昨年から大会は中止となっています。
というわけで、ただ二日間にわたり、飲みまくるという怖い年中行事が昨年から行われております。
ただ、昼から飲みまくると(以前そうしたこともあるのですが)、さすがに体力がもたないので、昼間はいちおう、観光のようなことをしようと、ここ市野倉さかずき美術館にやってきました。
場所はずいふん辺鄙なところにあるような気がするかもしれませんが、中央道多治見ICを降りて15分くらいのわりと便利なところに位置しています。公共機関でも、多治見駅からタクシーで15分で着くそうです。
ふたりとも飲んべえですが、優美な酒器にはそれほど興味があるわけではなく、せっかくの美術品も豚に真珠状態。
加藤唐九郎の器で飲んでも、その良さがきっと分からないんだろうな。
この美術館には作陶館という付属施設があり、ろくろ捻りや絵付けができます。
ですが、珍しいのはオリジナルのモザイクタイルでできたコースターや鍋敷きを作れるところです。
実はこの辺りは、日本で最大のモザイクタイルの生産地なのです。
多治見にはモザイクタイルミュージアムというよく知られた施設もあるのですが、体験作成という点では、作陶館のほうが充実しているように思います。
作り方はとっても簡単。
小さな子供でもできます。
型に小さなモザイクタイルを並べていくだけ。
モザイクタイルの色は多く、どの色を使おうか迷います。
まるで将棋でも打つかのように真剣な表情の立田氏。
体験者はモザイクタイルを並べるだけでよく、あとは係の人が仕上げてくれます。
おっさんふたりが奮闘しました。
できました。
おおよそ20分くらいでしょうか。
手ごろなところも魅力です。
わたしの作った鍋敷きはこちら。
係に人が間に敷き詰めてくれたサンドとモザイクタイルの相性がよく、かなりきれいに見えます。
多治見や土岐のほうに行く際にはお勧めのスポットです。
なお、体験作成には予約が必要ですので、ご注意ください。