わたしの両親はふたりとも、好き嫌いが激しい人間でした。

ひとは齢をとってくると丸くなるというか、我慢強くなるというか、多少の妥協をする場面が多くなってくるものですが、母親などはまったく変わらなかったように思います。

人が買ってきてくれたお弁当などでも気に入らないとまったく食べませんでした。

 

大人げない態度でいやだなあ、と思っていたのですが、最近、自分の中で考え方が少し変わってきました。

 

それは、

 

若いころは好き嫌いを少なくしたほうがいいが、

齢を重ねてからは好き嫌いをはっきりさせたほうがいい。

 

ということです。

 

八方美人になって、表面上だけでもにこにこ人に合わせていれば、敵はできにくいでしょう。

しかし、真の味方もできにくいはずです。

 

世の中のことがまだよくわからない若いころから、あれは好き、これは嫌いと決めつけるのは自ら自分の可能性を狭めることになります。食わず嫌いというやつです。

反対に、いろいろなことが分かってきた中高年期になってまで、自分の嫌いなことに接しているのは、時間の無駄です。

 

他人からいいひとだと思われようなどいった呪縛から解放されるのが中高年期のいいところです。

他人の目よりも、自分の気持ちを大事にして生きていきたいと思う今日この頃です。

 

 

ちなみに両親とも蕎麦は大好きでしたが、うどんは食べませんでした。