今年の4月、練馬区で最も栄えている(?)江古田に新しい喫茶店がオープンしました。

「喫茶タイムマシン」です。

 

入り口にはなんとも懐かしい自転車が。

車のような変速機とスピードメーター、それにツインライトが付属されています。

これは面白いと思って、さっそくお邪魔します。

 

 

内部はこれまた懐かしいインベーダーゲームのテーブルがあります。

片方の壁には懐かしいレコードやこれまた懐かしのウインドブレーカーが飾られています。

この似顔絵は「タイムマシン」の店主の畑義光さんの作品です。

畑さんはこの春まで国家公務員を務めておられたのですが、「やりたいことをやる」と決断し、この喫茶店のオープンにこぎつけたそうです。そこには同じく公務員をやめる決断をした奥さんの内助の功があったのですが。

 

このアディダスのウインドブレーカーは、僕らの時代の男子中学生のあこがれでした。

野球帽がライオンズなのは土地柄ですね。

 

 

反対の壁にはドット似顔絵が。

オリジナルのドット似顔絵も作ってもらえます(5000円~)。

 

 

 

お水はペンギンズバーのコップに入っています。

 

 

飲み物は350円~。

価格まで昭和価格です。

 

 

とここまでは少し凝った内装の喫茶店だと思っていたのですが、2階に案内されてビックリ!

 

 

そこには異空間が広がっていたのでした。

カーテンを閉めたその部屋はまさにタイムスリップ。

 

カーテンを開けるとこんな具合です。

現在はこたつは片付けられています。

 

 

壁には昔あれほど流行った三角ペナントが。

 

 

こんなスタジャン(死語?)も持っていました。

 

 

必死につぶしてペタンコにしたマジソンスクエアーガーデン

のバッグ。

 

 

この喫茶店のいいところは、細部に至るまで畑さんの愛情が行き届いている点です。

資料館的に寄せ集めたのではなく、個人のコレクションを展示しているのですが、ほとんどの物が畑さんが使っていたであろう物なのです。

畑さんの人柄のよさが伝わってきて、思わずのんびりしてしまう喫茶店です。

 

2階は電話予約可能。

料金はいまのところ1.5時間1,000円とのことです。

 

6月にはテレビ放映が決まっているので、行くのであればいまのうちがいいかもしれませんよ。

 

東京都練馬区栄町34-5

「喫茶タイムマシン」

月火定休

水~土10:00~19:00

☎03-3948-1548