最初に寿司からスタートしたせいで、どうにもお腹がふくれぎみ。

あまりお酒がおいしくありません。

少しお腹をすかせようと思いついたところが、ここ。

 

 

池袋の真ん中にこんな所があります。

どこだか分かりますか。

ヒントは下の写真。

 

 

池袋西武の屋上です。

ここに隠れたうどんの名店があるのです。

「讃岐 かるかや」です。

お値段はデパートの屋上らしく安価であるにもかかわらず、とても美味しいとあって人気のお店です。

まずは缶ビールを注文。

 

デパートの屋上は久しぶり。

空が青いなあ。

平日の昼過ぎとあって、それほどの人出はありません。

見るとはなしに見ていると、結構、面白いです。

日本に住んでいると思われる外国人女性(言葉から多分、中国系の方たち)は持って来たお弁当を広げています。

老夫婦はただぼおっとしています。

仕事をさぼっている風のサラリーマンもいます。

でもよく見ると、麻のジャケットに白っぽいチノパン姿。

サラリーマンではなく、経営者か、自営っぽい感じ。

経営者も会社内に居づらいときもあるのだろうなあ、などと勝手に想像します。

 

 

さて、「讃岐 かるかや」のうどん。

もっちり感がすごく、腰のあるうどんです。

真っ白ではなく、田舎うどんという感じ。

一番人気は冷やしつけうどん。

平日のこんな時間でも客が途切れることのない人気の秘密は食べてみると分かります。

うどんは安いけれど、缶ビール500円は高いなあ、と思ったとき、気づきました。

地下の食品売り場で買ってくればよかったのだと。

ではもう1本いこうかなあ、と思ったのですが、お腹がいっぱいです。

もともと寿司でお腹が膨れていたところに、こうしてうどんまで食べたのですから、当たり前でしょう。

 

 

会計は1050円。

格安でした。

 

次に向かったのは同じく東口の「バッカス」

1951年創業のザ・居酒屋というのがぴったりのお店です。

 

 

 

お酒の神様を店名にしているとは頼もしい限り。

最近はスポーツバーっぽくなっていて、サッカーや野球の大きな試合があるときにはイベントも行っているようです。

私が行ったときは、大相撲中継を放映していました。

 

 

ネギトロたくあん、もちもち豆腐チゲ、チャンジャクリームチーズなど美味しそうなメニューもたくさんありましたが、とにかくお腹がいっぱいです。

刻み玉ねぎのチキンサラダのみ頼むことにします。

飲み物は生ビール。

プロ野球12球団公認酒などというものもあり、惹かれますが、お腹がいっぱいのせいで、お酒も美味しくありません。

もう一杯生レモンサワーを頼んだところで、帰ることとします。

「バッカス」は古さと新しさが混じった面白い雰囲気のお店でした。

 

 

会計は1380円。

 

さて、トータルではどうだったでしょう。

 

すしつね 1,485円

大都会    880円

かるかや 1,050円

バッカス 1,380円

合計   4,795円

 

ちょっとずつとはいえ、四軒はしごして5千円掛からなかったことになります。

 

 

手元には3,720円余りました(15円計算が合わないけれど、細かいことは気にしないことにします)。

立ち食いとはいえ、最初にお寿司屋さんに行ってしまったり、途中でうどんを食べてしまうというあまりもずさんなプランでしたが、なかなか楽しめた企画でした。

機会があれば、名古屋版でも行ってみたいと思っています。