今年も残りがあと一週間を切りました。
早いものです。
ここで、今年を振り返りながら、自分にとっての今年のベスト3を考えてみたいと思います。
まずは音楽編です。
邦楽、洋楽合わせてでのベスト3なのですが、今年に限っては邦楽でいいなあ、と思った曲が思い当たりません。
全部、洋楽となってしまいました。
まずは、第3位。
オジー・オズボーン
One of these days
2020年にパーキンソン病に罹っていることを公表し、闘病中のオジー・オズボーン。
しかし、今年発表されたPacient No.9 では病を感じさせないオズボーン節が爆発。
しかも、参加ミュージシャンが超豪華。
トニー・ワイオミやザック・ワイルドといった身内に加え、パール・ジャムのマイク・マクレディ、さらには、元祖御三家ギタリストのジェフ・ベック、エリック・クラプトンが参加。
どのギタリストもさすがの演奏なのですが、中でもエリック・クラプトンのギターは圧巻。
ただ、ちょっとプロモーションビデオの出来がいかがかと思います。
(120) Ozzy Osbourne - One of Those Days (Official Music Video) ft. Eric Clapton - YouTube
第2位
アバ
Don't shut me down
奇跡の再結成と言われたアバ。
その割には何となく中途半端に終わってしまった印象はあるののの、やはりこの再結成はかなり感傷的になりました。
往年の曲がよすぎて、新しいアルバムであるVoyageが少し物足りなく思えてしまうのは贅沢というものでしょう。
(120) ABBA - Don't Shut Me Down (Lyric Video) - YouTube
第1位
ロニー・アトキンス
Make it count
ステージ4の肺がんを患い、闘病中のロニー・アトキンス。
日本ではあまり知名度がありませんが、デンマークのプリティ・メイズというバンドのボーカリストでした。
プロモーションビデオではずいぶん年寄りに見えますが、まだ60前です。
それだけ、命を削って音楽に懸けているのだと思います。
余命宣言を受けたとき、何をしようと思うかはそのひとそれぞれでしょう。
ロニーは自分の音楽を後世に残すことを選びました。
その熱き想いが、歌から伝わってきます。
Make it countは「後悔するな」という意味。
どんな小さな瞬間も後悔しないように生きろと歌われる歌詞が身に沁みます。
いま生きているのは当たり前ではなく、奇跡。
この奇跡を大事にしていきたいと思わせてくれる歌です。
(120) Ronnie Atkins (of Pretty Maids) - "Make It Count" - Official Video - YouTube