(データ)

ブランド名:敷嶋

使用原料:山田錦100%

精米歩合:60%

度数:18度以上19度未満

製造元:伊藤株式会社 愛知県半田市

 

日本酒2本目は、2019年から酒造りを再開したという、日本でも最も新しい部類となる新進気鋭の酒蔵がつくった「敷嶋」をご紹介します。

 

この蔵は創業は天明8年(1788年)といいますから、江戸時代の後半から続いた歴史のある蔵でした。

しかし、日本酒の低迷期、平成12年(2000年)に一旦、幕を閉じます。

伊藤家9代目にあたる伊藤優さんの熱意により、再開したのが、2019年。

酒造免許のないところからの再スタートでした。

その後、無事に免許も取ることができ、本格的に販売が始まったのです。

 

私が飲んだのは、2021年12月に半田市亀崎町にて造りを再開なった最初のお酒です。

HPによると「圧倒的なお米の旨味から始まり上品な酸で〆る、そんなお酒を目指し造りました」とあります。


最初に飲んだときは、樽酒のような匂いがするという感想を持ちました。

度数が高いのでガツンと来ます。

味は今まで飲んだどの日本酒とも似ていません。

といって、決して奇をてらっているのではないと思います。

流行に乗ったお酒ではなく、自分たちの本当に求めるお酒を造っていこうという信念のようなものを感じます。

 

これから楽しみな酒蔵だと期待しております。

 

 

敷嶋HP