When the Lord closes a door, somewhere He opens a window.
(神様が扉を閉ざされたときには、どこかで窓を開けておいてくださる)
~サウンド・オブ・ミュージック(1965年)
「サウンド・オブ・ミュージック」の公開は1965年ですから、もう立派なクラシックと呼べる映画です。
さすがに古めかしい点は多々ありますが、今観ても感動するのは、全編を貫く楽曲の確かさと、ストーリーに反戦という強い芯が通っているせいでしょう。調べてみると、史実とは異なる点もあるようですが、それでこの映画の価値が落ちることはないと思います。
以前、NHKテレビの英会話講座で映画のシーンを抜き出したヒアリングがありました。
実は、わたしが英語に興味を持つきっかけとなった番組です。
講師は学習院大学から駒澤大学の教授となった荒井良雄先生。
その荒井先生が「シネマ名言集」という本を著しておられて、その中に冒頭の言葉も含まれています。
先生は、
If God shuts one door,He opens another.
というアイルランドの格言と、
Behaind the clouds is the sun still shining.(雲の彼方で太陽は常に輝いている)
というアメリカの詩人・ロングフェローの言葉を紹介してくださっています。
物事につまづいたとき、何もかもがうまくいかないように思えたとき、思い出したい言葉です。