自分が豆腐が好きになったのには、思い当たる理由があります。

 

それは、司馬遼太郎の「花神」の中で大村益次郎が大の豆腐好きだとあったのを読んでからだと記憶しています。

別に、大村益次郎を好きだとかそういったことはなかったのですが、なんとなくそれから豆腐が好きになりました。

お酒を飲むようになってからは、特に冷奴が好きになりました。

 

東京の実家の近くに「宮川」という焼き鳥屋さんがあったのですが、ここの冷奴は、豆腐を水と氷の入った器に入れて、別に用意された薬味に付けて食べさせました。

家でもこんな食べ方をしていたことが多かったのですが、これは東京式でしょうか。

 

スーパーへ行くと、値段の格差の激しさに驚くのも豆腐です。

激安の30円台の豆腐から何百円もする豆腐もあります。

残念ながら、高いから必ずしもおいしいとは限らないようです。

 

そんな中、豆腐工場の直売所を見つけました。

月曜~土曜の9時から17時までで、日曜は休みとなります。

平日はなかなか買いに行けないとしても、土曜日に開いているのはうれしい限り。

さっそく買いに行ってみました。

 

直売所といってもまったく飾り気のない工場のバックヤードです。

アサヒビールの守山工場のすぐ近くですが、住宅街の中にあります。

 

注文はチャイムを押して、人を呼ぶシステム。

人件費が掛からないのでいいシステムだと思います。

 

値段は高いものの、日本の大豆の豆腐が気になります。

 

1丁300円ですが、お値段以上の価値があります。

冷奴でいただきましたが、とにかく美味しい!

 

量は200gとなり、少し小振りになりますが、こちらの濃厚おぼろも美味しい!

少量の塩を掛けていただきました。150円。

 

傷あり商品が3丁100円で販売されているのは直売所ならではの楽しみです。

 

結局、この日は高級豆腐を買っているにも関わらず、豆腐5丁で550円というお値打ち価格で購入できました。

 

場所は、

愛知県名古屋守山区川宮町251番地

 

お豆腐好きな方には、お勧めです。

 

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