実は、手品が好きです。

でも手先が不器用なので、手品が趣味とは公言しておりませんでした。

今回の新作「虹かかる」では、江戸時代の手品である手妻が登場します。

 

そこで、手品についていろいろ調べているうちに手品熱が再燃してきました。

 

手品には大きく分類して、道具に仕掛けのあるものと、道具自体には何の仕掛けもなくテクニックで魅せるものがあります。

わたしは、道具に仕掛けのある手品のほうが好きです。

これは手先が不器用なせいもありますが、子供のころ、お小遣いを溜めてはドキドキしながらテンヨというメーカーの手品グッズを買った経験からきているのではないかと思います。

 

当時はどのデパートのおもちゃ売り場にも、テンヨーのコーナーがあって、専属のマジシャンがいたものです。

有名なMr.マリックさんもこのデパートのマジシャン出身です。

いまはデパート自体も少なくなり、おもちゃ売り場からマジックショップが消えました。

その代わりといっては何ですが、100均ショップにマジックグッズが並ぶようになりました。

 

今回は「Meets」という100均ショップで買ったマジックグッズふたつを紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

一つ目は「増えるお金」。

いい手品です。

しかし、品名にはもう少し捻りを加えてもいいかな、と思ってしまいました。

 

 

まず、裏表を見せたトレーに100円玉を載せます。

 

 

一回机の上で裏返します。

 

 

再び開くと100円玉が増えています。

レベルは初心者となっていますが、少しだけテクニックが必要かもしれません。

 

 

こちらは古典的な名作です。

品名は「トランプの抜き取り述」。

これも少し品名を捻ったほうが……。

 

内容は、6枚から相手に好きなカードを頭の中で覚えてもらいます。

演者がカードを裏返し、再び表にすると、相手の選んだカードだけが

消えているというものです。

テクニックはほとんどいらないながら、とても不思議な現象です。

こういった手品が100円で買える時代になったことに驚きを感じます。

 

ところで、このマジックグッズを製造・販売しているのは愛媛県にある(株)フジカという会社。

本業はクラッカーなどパーティーグッズの製造・販売です。

その中に会社紹介の動画「フジカの挑戦」がアップされています。

11分以上の大作なのですが、とても面白い内容です。

特に、何回もお見合いをしているけれど、なかなかお嫁さんを見つけられない男性役の方の演技が秀逸。

 

 

イベントの減少によって、大変だと思いますが、ぜひお互いに頑張っていきたいものです。

STAY AT HOMEの毎日。

マジックの練習はいかがでしょうか?

 

 今日の一言:自信は天ぷらを揚げるときの油のようなものだ。悪い油を使うと胸が焼けますが、油がなけりゃ天ぷらは揚げられない。

         (悪女のゆめ)