書くことが仕事なので、読むものも多くなります。
でも、自由に読みたいものを読んでいるかというとまったくそんなことはありません。小説にかかわる資料読みが多く、読むものが偏ってしまいがちです。
いわゆる「積読」が溜まっていくばかりです。
寝る前に少しずつ読もうと思って枕の横に本を置いていたら、ベッドの壁側は本で埋まってしまいました。
これではいけないと思い、斜め読みでもいいから集中して読むことにしました。
斜め読みだけだと右から左へ抜けてしまうので、感銘を受けた部分を抜粋してみます。感想を入れたり、要約しようとすると、続かないような気がするので、多くの場合、抜粋のみに留めます。
まずは、
【「ゾーン」はここだ!】セルバ出版 (2009/10/15)
マイケル・ラーデン著 美甘章子・小倉智子翻訳
ひと言:川上哲治氏は「調子がいい時にはボールが止まって見えた」と語っていたが、これが著者の主張する「ゾーン」に入った 状態である。スポーツで最高のプレーが行われた時の脳の状態を日常に生活に応用できないかという点について考察を加えている。自己啓発本とは一線を画す内容。
(以下抜粋)
簡単にいえば、ゾーンとは、思考と行動が完全に調和している精神状態のことである。
何かに深く夢中になっているとき、脳の働きは考える部分である大脳皮質を素通りし、原始的で反射的なレベルで実際に動いている。もし能動的に思考する脳(大脳皮質)が静かにしていれば、より早く効果的に反応(あるいは働く)することができ、経験上の時間の感覚を縮めることができる。
自分にとって何が正しいのかを心の中で分かっているのは自分だけであり、夢を信頼すること恐れに打ち勝つ勇気をもたらせてくれたのである。
私たちは夢から情報を得るだけでなく、偽りのない人生を送るための必要な力も得ているということである。
夢の世界との関係を築きあげると、自己と心と魂が結合するより深い部分との関係も築く。夢が私たちを方向づけひらめきを与え、自己実現に向かわせてくれるのである。
もし目標に辿り着くまでの道が見えて、それに必須な変数がコントロール可能であるなら、決して目標達成する能力を疑いはしなかったのだ。エリックは他人からの賞賛ではなく、自分の努力のみで自己を評価した。
多くの人たちにとって、決意を動力にする過程というのは容易なことではない。よくある障害の1つは、私たちは求める目標を美化してしまい、ゴールだけを見てその全体の過程を見ないことである。
能力が発揮されるのを邪魔するものは、意識のし過ぎなのである。
人生はたった10%が「何が自分に起こるか」であり、90%は「それにどう反応するか」ということだと認識することである。
どうにもならない出来事に影響されて自分を評価するのであれば、自信を傷つけるだけだ。人間の自信というものは本質的に非常に脆く壊れやすいものである。
もしどうにもならない要因とどうにかなる要因の両方が組み合わさって経験が成り立つということがわかれば、自信が付いていく機会が最大に増え、否定的な思考や感情に貴重なエネルギーを消費しないですむだろう。
つまり我々はどうにかなることに焦点を置くべきであり、どうにもならないことに心が駆られないようにしなければならない。
この能力を伸ばすためには、目標を選び、どの要因は自分の力で左右でき、どの要因が自分の力では左右できないものかをはっきりさせることから始める。
「結果」に注意を払いすぎず、やっていることの「過程」そのものにより注意を向けることで結局は結果が良くなることに気づく。
元来大事だったものを気にかけるようにする努力をし、一番楽しかったときに何が一番重要だったかに気づいてみよう。
複雑になってしまったものをもう一度単純なものに戻そう。比喩で表現すると、木を見ていても森があることを意識しよう。
他の誰も喜ばすことができなかったとしても、自分だけは絶対に喜ばせないといけないということを忘れてはいけない。
べス・ハイデン・リードのように。動機を単純なままにしておくことは宇宙工学ほど難しいことでも何でもない。答えは常に心が知っている。
だが、自分の純粋な動機を知るための道のりの間は、常にしっかりと地に足をつけて歩かなければならない。
目標が高ければ高いほど、動機はより純粋なものでなければならない。
神を信じようと信じまいと、生命の力を理解できる者なら信念の力を利用できる。
一番抵抗の少ない道を選んではいけない。その道は転機を導かないし、人生を変えることはないだろう。変化がなければ人生は平凡であり、貴重な時間を無駄にしながら自分では何も成し遂げることなしに、他人の成功等を見て娯楽を得るだけの人生になってしまうことが多い。
大地をしっかり踏みしめながら夢を見ること、そして近道はないことを理解することである。
ゾーンを見つけるために遠く幅広く探る必要なないのである。既に自分の中にあるものを抱擁することである。情熱をもたらせてくれる物事に一生懸命取り組めば取り組むほど、人生の経験は豊かなものになる。
