今日は第3セクター重度障がい者多数雇用事業所:パナソニック交野を会派の議員とインターン生とともに視察をさせて頂きました。
品質管理なども厳しくて、就労している方は生計を立てられるくらいの収入があるとのことです。リアルな数字もお聞きしまして、能力や役職に応じて違うので給料の多い少ないはありますが、自分の家賃、生活費は払うことができる金額でした。
まだまだ勉強中ですが、精神障がい者が増加傾向の中、障がい者の就労支援、自立支援も今後さらに学んでいかなければと思っております。
↓このニュースが出る前から視察は決まっていたのですが、結果的にタイムリーなテーマになりました。
木村亮太(きむらりょうた)@枚方市議会@kimura_ryota
42年間。。 省庁、障害者雇用42年間水増し 実態半数で対象外算入、批判必至 | 2018/8/17 - 共同通信 https://t.co/0qlKsq8dSD
2018年08月17日 16:55
こんな続報も・・・。
朝日新聞(asahi shimbun)@asahi
障害者の雇用水増し、裁判所でも 法定率下回る可能性も https://t.co/GWaSEWyZlq
2018年08月29日 20:44
ちなみに、枚方市の障がい者の雇用状況を確認したところ、
採用時もしくは障がいになった時に、
等級と部位を手帳で確認。
(毎年の確認はしていない)
枚方市役所全体(病院、水道局、教育委員会込)
で、
本年度2.96%
去年度は3.02%
となっております。
枚方市の事業規模の場合、法定雇用率は2.5%
市としては独自の高い目標として3%を掲げております。
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前振りが長くなりましたが、ここからが視察の内容の本題です。
同行したインターン生にもブログを書いてもらいましたので、
そちらもよろしければご覧ください。
ざっくりいうとパナソニックの子会社で、
障がい者雇用を考えたときに別会社を作りました。
何故交野かというと当時の社長が交野在住だったということです。
設立当初はマイクロカセットの製造を請け負っていたようですが、
時代の流れとともにカセットはなくなり、今ではパソコンの部品などハイテク機器等の製造の一部を請け負っています。
全社員43人で
障がい者33人
一人ひとりが働きやすいように、特性に合わせて職場が最適化されており、また、品質にもこだわっていることがよくわかりました。
モノづくりとともに人づくりをしていくことで魅力ある会社づくりを目指している。
雇用定着率が高い。30年以上勤務。
創業当時から勤めている人もいる。
みんなが働きやすい環境を作るのが働き方改革。
100人いれば100通りの対応。
下肢障がいの人は採用が難しく取り合い。
精神障がいの人を採用し、定着してもらうのをどうするかが今後の課題。
パナソニックのグループ会社であるという部分ももちろん大きいとは思いますが、ヒントになる部分もたくさんありました。
視察を受け入れていただきありがとうございます。
話をお聞かせいただいているところ。
様々な資格を取得して技能向上を目指しておられます。
以前(1990年代)の工場内部の様子。この時はライン作業のようですね。
現在の様子(個人ごとにブースのようになっております)
今の4つの事業部になっております。
ひとつがPCの部品などのモバイルソリューション事業部
プロジェクタのレンズ等を作るメディアエンターテイメント事業部
飛行機内の部品を作るアビオニクスビジネスユニット
もう一つは
部品の素材、化学物質検査をする部門です。
職場の中では、
部品がとりやすいように傾けられていたり、
下の空間が車椅子の方でも掃除しやすいように空いていたりします。
こっちの看板?も角が取れており、車椅子の方も移動しやすくなっています。
食堂もあります(会議室にもなります)
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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
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