他市の気になる取り組みです。

他市と言ってもお隣さんの寝屋川市。

 

「先を越されてしまった」という想いです。

 

残念ですが、このような取り組みを実施する自治体が増えることで、波及していく可能性は高くなりましたので、

日本全体で考えるといいことだと思います。

 

 

 

具体的にどういう取り組みかというと、

RCTという手法を使って、

介護予防の効果を測定していくようです。

 

参加者をAグループとBグループに分けて、

タイミングをずらして、

「短期集中通所サービス」モデル事業を実施して

効果を見極めていくようです。

 

Aグループは4月ごろに短期集中通所サービスを

Bグループには11月ごろにAグループに実施した内容を検証して、より洗練した内容で短期集中通所サービスをやるとのことです。

 

 

ポイントはRCTという手法です。

RCTは「ランダム化比較試験」は英語でRandomized Controlled Trialのことです。これは、もともと自然科学でよく用いられてきた分析手法です。1つのグループを2つにランダムに分けてそれぞれの効果を検証することで、数字に基づいて政策効果を比較することです。

 

EBPやEBPMという、数的根拠に基づいた政策決定というのが今後広まってくると思いますので、その先駆けとなる取り組みです。

 

 

EBPはエビデンスに基づく政策(Evidence-Based Policy)です。

EBPMはエビデンスに基づく政策決定(Evidence-Based Policy Making)です。

 

 

注目ですね。

 

 

関連記事です。

医療費の抑制について:RCTで効果的な受診勧奨を!

大阪府の総合戦略に行動変容プログラムの話が書いています。

当たり前だけどできていない。EBP。

 

 

 

 

 

 

 

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