予算特別委員会の質疑です。

 

これで最後です!

 

H25からH26にかけては数が増えていますが、

一人当たり年4回から年6回まで可能になったからです。

 

一度増えて再び減少傾向。

 

また、この数字を見て多いと思うか少ないと思うかですが、

高齢者は約10万人。

5700くらいですので、平均4~5回利用してるとして

だいたい1000人くらいの人が利用しています。

 

10万人のうち1000人=1%

 

所得制限とかを設けるならまだしも・・・

 

と思います。

 

この事業については結構前から取り上げております。

H24年予算特別委員会【6】(厚生・建設分野質疑)

 

 

というか

決算特別委員会質疑詳細‐4(厚生建設:後半)(H23)

当選直後の決算特別委員会から取り上げていました。

 

事務事業総点検について:12月議会一般質問【1】-1

↑この時にも外部の評価員からも

「市費投入の必要性」や「費用対効果」に対する意見や、「事業の抜本的な見直しが必要」との意見

があるので、市としても対応すべきだと話をしております。

 

あるかないかでいうとあるほうが嬉しいのは重々承知しますが、

未来を見据えて見直しもしていかなければなりません。

 


■鍼灸マッサージ事業について

 

【質問】
予算書191ページ、高齢者鍼灸マッサージ事業経費561万5千円についてお聞きします。
この事業は、65歳以上の方を対象として、市内の鍼灸マッサージの施術所における施術費用の一部を施術所と市が負担し、高齢者の保健福祉の向上を図ることを目的として取り組まれています。
当事業については、65歳以上の全高齢者が利用可能なサービスであるにも関わらず、その利用者数は1,000人程度といった状況であり、これまでも、行革の審議会である、事務事業総点検でも改革改善評価員会議でも「市費投入の必要性」などを指摘されてきました。そんな中、平成26年度には、利用者数の増加を目指し、負担額や利用回数などを変更されています。変更前の平成25年度から現在までの利用者数の推移についてお伺いします。
また、これまでの間、この事業についてどのように効果検証をされたのかについて併せてお伺いします。

 

 

 

 

【答弁】
委員お示しのとおり、当事業については、平成26年度から、基本とする施術時間を短縮するとともに、施術所及び市の負担をそれぞれ1,300円から900円に、また、利用者負担を1,300円以上から800円以上とし、1年度における利用可能回数を4回から6回に変更しています。
利用者数の推移としましては、変更前の平成25年度が1,205人、平成26年度が1,252人、平成27年度が1,179人、また、平成28年度については、年度途中の数値となりますが、平成29年1月末時点で約750人となっています。
なお、効果検証につきましては、サービス利用者の身体の状態を個々に把握することや、利用する方と利用されない方とを比較することが難しく、数値等で事業効果をお示しするようなことは、困難と考えますが、平成3年の事業開始以来、利用者の健康保持に一定寄与してきたものと考えます。

 

 

 

 

 


【意見要望】
ただいまの、利用者数の推移によると、この間、高齢者人口が増加しているにも関わらず、当事業の利用者は、平成26年度では前年度より僅かに増加していますが、平成27年度は、変更前の平成25年度を下回るほどに減少しています。
このような事業実績では、そもそも市民のニーズに沿って取り組まれているものなのかどうか疑問に感じるところです。
事業に取り組むにおいて、目標の設定や、評価及び効果検証は必ず求められるものであり、それが難しいというのであれば、この事業を根本的に見直す、あるいは、あり方そのものを検討する必要があると考えます。
今後、ますます健康寿命の延伸やそれに伴う施策というのは重要になってくると思いますが、こうした健康保持のための取り組みを進めるにあたっては、その効果を数値等で客観的に捉えるともに、適切な効果検証を行うことで、より高い効果が得られるように事業展開されるよう強く要望します。

 

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枚方市議会議員 木村亮太(きむらりょうた)

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未来に責任

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