ついに公開されました。

 

 

 

駅前再整備について、

ずっと枚方市が考えていた案に追加して、

この時→枚方市駅前再整備の情報。

京阪三角地帯も庁舎の候補にとして検討するようです。

に京阪案が出てきて、議論が白熱?紛糾しておりました。

 

2月15日の地元新聞?にも載っていましてたね。

 

当時は詳細資料がなかったのですが、

その後資料が公開されました。

 

どのような案で検討しているのかご覧下さい。

 

■枚方市案(第5街区に庁舎案)

いわゆるもともとずっと枚方市で検討していた案です。

 

枚方市案についてはこちらもあわせてご覧ください。

枚方市駅前のイメージパース

 

 

今の税務署・枚方市役所別館・北河内府民センターがある場所に、合同庁舎。

敷地面積13200平米

建物面積5800平米

庁舎延床面積48800平米

駐車場は地下165台+立体238台(6246平米+5036平米)

建ぺい率43%

容積率370%

(細かい数字はカットしています)

 

合同庁舎の横には共同住宅(マンションですね)。195戸。

建ぺい率38%

容積率396%

 

(現段階の用途地域では容積率は300%)

 

■京阪電鉄案(第3街区に庁舎)

こちらが最近、京阪電鉄から提案のあった案です。

 

 

敷地面積13150平米

延床面積130530平米

 

高層部分は合同庁舎と住宅(マンション)、ホテル+業務+図書館のビル

低層部分は商業施設。

 

駐車場面積は24200平米

 

基準容積率が300%のところで、

最大想定で809%までやってるんですね。

 

この場所は、近隣商業地域なので容積率300%ですが、

800%までいくと、枚方市の中では相当高度利用する地域になりますね。

おそらく、枚方市内ではないと思います。

 

 

枚方市の案にしても、京阪の案にしても、

しかるべき手続きを踏んでいけば容積率を緩和することは可能です。

駅前についてはもっと容積率緩和していいと思っております。

 

 

容積率と建ぺい率によって何階建てのものが建てられるか決まります。

 

土地が100平米で建ぺい率50%容積率100%なら、

土地の半分まで建物が建てられて、2階建てまでOK

 

土地が100平米で建ぺい率50%容積率150%なら、

土地の半分まで建物が建てられて、3階建てまでOK

 

この場所は建ぺい率80%で容積率300%ですので、

土地の8割使って建物建てた場合は3.5階くらいですので、

建ぺい率75%にして4階建てにするとかです。

容積率を300%→800%にしたら、倍以上高く上に床面積を稼ぐことができます。

 

 

 

枚方市の案だと駐車場が400台分程度確保されるようですね。

京阪の方はそれ以上の台数になると思います。

 

ただ、400台もいるのでしょうか。

今の市役所の駐車場でも結構並んでいるのですが、

公共交通機関の利用促進をしていくことで・・・とかは難しいでしょうか。

 

 

 

===

さてどちらの案になるのでしょうか。

この件については、今週金曜日から始まる

代表質問でも議論になるところだと思います。

 

もともと考えてた枚方市の案で行こう、

このタイミングで新しい案出されても困るよ・・・。

 

なのか、

 

新しい案の方が総合的にいいんじゃないか?

 

となるのか。

 

それぞれの考え方は↑のように記載されており、

この書き方だけで言うとやっぱ民間企業の方がうまいですよね・・・。

 

枚方市役所をもっと駅に近づけて、そのまわりに住宅を作るのがいいのか。

 

枚方市役所をもっと駅から遠ざけて、

回遊性を高めて駅と庁舎のあいだに商業施設などがある方がいいのか。

 

 

近づけて遠ざけてといってもどちらも数百メートル動かすだけですので、

遠くなったといってももちろん徒歩圏内です。

今の所が3-5分程度ですので、近くなったら1-2分、遠くなったら5-8分。

 

 

===

木村はどっちがいいと思っているの?

と聞かれますと・・・難しいですね。

 

これまでの流れがあるから第5街区でしょ、とも思いますし、

2015年12月に京阪の案(第3街区)を聞いたときに、

早く駅前整備ができそうで、駅前人口も増えそう!とも思います。

 

ということで、京阪の第3街区案は、

出すタイミングは遅いのは遅いと思いますが、

(もうなくなったと思っていました・・・)

市としても2つの案を検討するということで、

改めて2つを検討してみたいと思いますが、

現段階では材料が揃っていないので判断は難しいですね。

 

ただ、私が大事にしたいのは、

スピードです。

 

ですので、早く進む方に決めてしまっていいと思います。

遅くなればなるほど機会損失です。

 

 

どちらに決めるにしても、スピード感のある対応が必要です。

 

ようやく資料が公開されましたが、

こちらの内容は、

この時(2015年12月)→駅前再整備についての意見交換(京阪電鉄と議員同士で)

にも京阪の方から共有されていました。

 

 

 

その時よりは内容が深まっている部分はあります。

ただ、当時は資料の公開は控えて欲しいとのことでして、

当時から議論を進めていれば・・・というところが悔やまれます。

 

 

また引き続き情報は随時アップしていきます。

 

 

枚方市駅前再整備については

枚方市駅前のイメージパース

枚方市駅前再整備の情報。京阪三角地帯も庁舎の候補にとして検討するようです。

 

2015年度に私が所属していた建設常任委員会で、

議員同士での議論や関係者(京阪・商工会議所)との意見交換などもしておりました。

商工会議所と意見交換:駅前再整備について。

なかなか成果に繋がっていないかもしれませんが、

議会も少しずつ動いているときは動いています。

動いていない時もありますが・・・。

 

組織作っただけの話かもしれませんが、協議会ができたのは、

議会からの働きかけがあったからかもしれません。

駅前活性化の推進体制

(そういうふうに行政の方でお膳立てをしてくれたのかもしれませんが)

 

どういう議会がいいのかは有権者の皆様次第。

 

委員会のメンバーの総意が必要ですので、私の一存では決められませんが、

私が所属している委員会ではできる限り

その担当分野での議論を少しでもしていこうと思っております。

 

 

 

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