一般質問の待機児童対策の続きです。

前編はコチラをご覧ください。



6月議会で提案した、
施設の有効活用、空き教室の有効活用の続きです。

【質問】
待機児童対策は最重要課題ですので、


今からでもでき、また今後の少子高齢化にも対応しやすい方法として、
余裕のある市の施設を活用してはどうかという提案をしました。


市の施設全体の中で、延床面積6割を超えている、
小中学校について伺います。

その学校の空き教室は、どのような状況になっているのか。

具体的に3教室以上の空き教室のある学校は
小学校・中学校それぞれ何校あるかお伺いします。



【答弁】
余裕教室数は、住宅開発等による地域の児童生徒数に左右されるが、
現在、保有している普通教室数から普通学級及び支援学級、
少人数教室、留守家庭児童会室や分散備蓄倉庫、
PTA等を除いた余裕教室数が3教室以上存在する学校は
将来の児童生徒数の見込みも勘案しまして、
小学校で9校、中学校で4校でございます。

【質問】
13の小中学校では3教室以上あいているとのこと。

学校の校舎の造りによるが、
3教室あれば、一つの棟のワンフロアになるとこともあります。


その余裕教室を待機児童対策として活用することについて、
教育委員会として協力していく考えはあるのか見解を伺う


【答弁】
待機児童対策は市の重要課題であると認識しており、
これまでも、高陵幼稚園の教室を禁野保育所の分園とすることなどの
連携を囲ってきた。

今後についても、
(教育委員会として協力するという)同様の考え。

【質問】
では、このような学校施設を待機児童対策に活用し、
一刻も早く課題解決を行うべきないのか、
市の見解を伺う。

【答弁】
待機児童対策につきましては、
平成26年度当初の待機児童ゼロに向け、
私立保育園の増改築や公立保育所の民営化にあわせて、
130人の定員増の取り組みを着実に進めるとともに、
今後も保育需要を見極めながら、
定員増に向けた様々な取り組みを実施する考えであります。


さらに、平成27年度からの新計画の策定において、
保育需要等のニーズ調査結果から作成する目標事業量を基に、
「枚方市子ども・子育て審議会」のご意見を踏まえ、
今後の待機児童対策を検討してまいります。


↑残念ながら、現在の竹内市政においては、ほかの議員の方もそうですが、
 何を提案してもこの答弁をいただくこととなります。
 既存の取り組み以外はやる気がないということです。



【意見要望】

空き教室の活用について、
様々な実務的な課題はあります。

しかし、
先ほどの小中合計13校の中には保育需要が多いと地域の学校もある。

空き教室が有り、教育委員会としても連携をしていくという考えであれば、
早く実現に向けて進めていくべきではないか。


待機児童については「今の緊急の課題」

次の計画から考えるという消極的な姿勢ではなく
積極的な姿勢で
待機児童対策を講じていくべき。


ぜひこういった問題に「選択と集中」をするべき。


住みたい街を実現するにあたっても
待機児童対策に消極的であることは子育て世代にとっては
「住みたい街」にはならず、マイナスになります。

ぜひ積極的に取り組んでいただきますよう求める。


$枚方市議会議員木村亮太公式ブログ