生徒さんの発表会が近付き、


そろそろ
 怖い人あんぐりに 
なりつつあります。。



え、どうしちゃったの?
とか

だからー、そーこーー!
とか

地が出てしまって💦 ごめんなさいね。。




発表会の選曲は 生徒さんも楽しみ、と
おっしゃって下さるのと

まずは選曲から
準備に入るので、
適当には致しません。




大きな生徒さんには自分で趣向を選んでもらって
(カッコイイ系、とか、きれいなの、とか)

私はその上で
ドビュッシーが良いんじゃない?とか
シューマンの●●もいいわよ、などと
具体的な曲をアドバイスしたり、

趣味に合うような曲
(バレエを習っている女子にはバレエ音楽など)

指がよく動く、歌える、など
長所を活かせる曲

逆に
めっちゃ元気男子に、あえてのしっとり曲、

コンクール生には短所を勉強できる曲を
選んだり。



最終的には本人と相談しながら
チョイスしています。


最も重視している点は
全体のバランスと
回ごとのテーマです。


作曲家の時代に偏りがないか、
(近現代ばかり、バロックばかりでないか)
舞曲系ばかりではないか、
作曲家の国に偏りはないか。

発表会のテーマに沿えているか。


ロシアやフランスものが
テーマの年もあったのですが、
とは言え、
ロシア、フランスものばかりですと
お客様に飽きられてしまうでしょう。



ド定番の名曲ばかりでも
それはそれで飽きます。

観客にも
素敵な曲があるんだ、と
知らない曲を
知って頂きたいという思いもありつつ

かと言え
チンプンカンプンな難曲ばかりでは
もっと飽きますし。。。



発表会は
生徒さんが楽しんで学べ、
輝く舞台であってほしい✨

達成感を感じるような
少し努力が必要な曲を
丁寧に作って学んで欲しい、

それを観客の皆様と共有し
楽しんで頂きたい。



それには
一定のテーマとメッセージ性が
大事だと思いますし

一人一人 想いのこもった演奏で
お客様に何かをお伝えできたら幸いです。

小さいお子様でも音楽性を大事に。




ちなみに私は今回
生徒さん発表会初の古典派を弾きます。

これまではロマン派と近現代を中心に
弾いてきました。

でも一番得意なのは、実のところ
古典派な気がします。


テンペスト。
非常にドラマチックですが
内面的にも
充実した曲です。

ですので
その後の連弾は幻想的に終わりたく、
ラヴェルから妖精の園を選びました。


中高生もリスト、ショパン、ドビュッシー、と
頑張ってくれています。

華やかな生徒さんの演奏の後、
ファンタジックに閉められれば
嬉しいです。。。