思春期 ・ 子どものトリセツ講師
英語 ・ 英会話講師
木村かおり です。
コロナ休校がやっと開けましたね。
お母さん方もやっと 一人時間が取れるようになりましたね。
開けない夜はない‼!
と言い聞かせてきたこの3か月。
お疲れ様でした。
学校が始まれば、また以前のような生活に戻ると思っていましたが、
なかなか3か月間の夏休み以上の生活から
体も心もすぐには戻らないのが現実です。
「勉強しなさい!」と言っているのに、聞かないんです。
そうですよね。遅れている3か月分の授業を挽回するために
学校側としても宿題を多くだしてきますから。
その宿題もやらずにゲームばかりしているわが子をみて
内心 “冷や冷や” よりも “イライラ"しますね。
では
勉強に対する「やる気」のメカニズムとは
勉強に対してのやる気を出してほしい場合を考えてにたとき、
私たちの考える順番は
①やる気がでる。
②やるようになる。
③続ける習慣つく。
となりがちです。
では「やる気をだすだめには何をしたらいいのか。。」と考えてしまうのが
自然な思考の流れですよね。
こうしてほしいような気持ちはわかりますが、はっきり言ってこの状態を続けることは
難しいです。
いや 無理です。
勉強に対してのやる気、つまり継続的なやる気を持たせるための順番は
①前向きな気持ちで始める。
②成長や変化を感じる。
③やる気が持続する。
なのです。
勉強を前向きな気持ちで始めさせる方法
「ゲームをやりたいのなら、ゲームをやらせましょう!」
例えば
「気持ちよくゲームを始めるために、今日の分の宿題を終わらせよう!」
他には
「どんな方法なら、前向きになれる?」
と訊いてみて、本人が言ったことを
「じゃー、それやってみよ。」
と声かけるのもありですね。
その質問への返答に対して
「そんなこと言いながら、いつもやらないじゃん。!」
というのはNG! です。
以前
「母さんから聞いてくるけど、絶対 俺の言う通りにはならんのだから、
母さんのこと信じられん。」
と 懇談会の時にお母さんの前で話したことがありました。
子どもと決めた事は、必ず守る、認める。という姿勢が大切です。
とはいえ、一度だけ声掛けでうまくいくことや、ずっと良い状態が続くことを
期待するのはやめましょう。
長い目で関わていくことが大切です。
なんといっても思春期の子どもとは
「子育て」ではなくて 「子つきあい。」なのですから。
そしてその行動によって 「成長した。」
と感じさせるためには、
「さすがだね。」など、「できた」と思えるような声掛けをすると
効果的です。
まとめ
●「ゲームを気持ちよく始めるために、今日の分の宿題をやっちゃおう。」
●「どんな方法なら、前向きにやれるかな?」
です。
大人が行動を変えなければ変化は起こりません。
大人が行動を起こすから、子どもが変化するのです。
何が起こったとしても、捉え方次第で雰囲気や関係性は良くなります。
これができるようになったからこそ、
私は「ウザ親」から卒業できました。
ぜひ、やってみてくださいね。
まずは、伝わりやすい伝え方がここから学べます。
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