思春期・子どものトリセツ講師
英語 英会話講師
木村かおり です。
今週からやっと授業が再開しました。
生徒たちとは2週間ぶりです。
こんな状況の中 あと2週間もしたら
新学期。
進級 進学。
初めての環境。
そして 実力テスト。
不安なわけがない。
でも 言ってしまう お母さんの一言!
「勉強しないの?」
「いつまでスマホみてるの?」
「最初のテストが大切なんだから ちゃんとしないと 高校・大学へいけないよ!」
と お母さんの感情がエスカレートして 最終的にはただ、感情をぶつけているだけになってしまっている ってこと とても 多かったです。
そうです 過去のわたしです。
本当に自分の感情をぶつけていただけでした。
言葉の勢いで子どもを強制的に縛っていました。
結果 学校へいけなくなるまで 追いつめてしまいました。
でも 12歳~18歳までの思春期の脳の構造を知ってから とても楽に子どもたちと接する事ができるようになりました。
毎日言っている事がコロコロ変わる。
「よし!決めた。○○高校へ行く」
「あれっ?でも こっちの建築の方がいいいかも?」
「あ-- どうしたらいいかな?」
「今 自分でもわかんねーし。」
という感じで 常に混乱しています。
言っていることとやっていることが全く違うし矛盾ばかり。
自分も訳が分からなくもがいてます。
そんな時、ちょっとイラっときても
「ああー、今頭の中 混乱中ね。」 っと 心の中で呟いてみて下さい。
そういうものだ!って知ると なんだかお子さんの事が可愛くおもえてしまうかも。
直ぐに怒る。
急に鋭い目になって
「うるせー。」 とか
「はっ?意味わかんない!。」
などどグサっとくる言葉を言い出します。
これは脳の「前頭前野」の部分(衝動を管理する部分)が
まだ発達中の為 考える間もなくポンッと言葉がでてきてしまうんです。
ですからこんな時も
「あー、怒りたくて怒っているというより 出てきちゃうのね言葉が。!」
と思ってください。
なので
「うるせー。くそばばーー」は
思春期が来たってことです。
ココロの準備しておきましょう。
これは面談での相談ナンバー1です。
「試験週間なのに鏡ばかり見て 勉強しません。」
「ちょっと勉強するとすぐ漫画です。」
これはお母さんとお子さんの❝大切ランキング❞がちがうからです。
お母さんのランキング1位は「勉強」です。
お子さんのランキング1位は 「今 興味あるもの」です。
なのでいつまでたっても 平行線でまじわりませんね。
言う事を聞かないのは感覚が違うからです。
では ほっとけばいいのか?
それができれば楽ですよね。
1つは思春期の脳について理解しておけば イライラしないですよね。
もう1つは思春期の子どもへの対応策を知ること。
「言う事を聞かない場合は どんな対応したら 自発的になるのか」です。
ほんとに 知ってると知らないでは 天と地の差です。
私も娘の反抗期にかなり苦しみました。
その経験があるから 今こうして教室やスカイプの生徒のお母さまの相談を聞き
お答えできます。
ECCジュニア英語・英会話講師
元・中学・高校英語教諭
英検1級
木村 かおり