あなたに平安がありますように。

あなたが救われますように。

イエス様のみこころのとおりになりますように。





また天国は、ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、自分の財産を預けるようなものである。

すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。

五タラントを渡された者は、すぐに行って、それで商売をして、ほかに五タラントをもうけた。

二タラントの者も同様にして、ほかに二タラントをもうけた。

しかし、一タラントを渡された者は、行って地を掘り、主人の金を隠しておいた。

だいぶ時がたってから、これらの僕の主人が帰ってきて、彼らと計算をしはじめた。

すると五タラントを渡された者が進み出て、ほかの五タラントをさし出して言った、
『ご主人様、あなたはわたしに五タラントをお預けになりましたが、ほかに五タラントをもうけました』。

主人は彼に言った、
『良い忠実な僕よ、よくやった。
あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。
主人と一緒に喜んでくれ』。

二タラントの者も進み出て言った、
『ご主人様、あなたはわたしに二タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに二タラントをもうけました』。

主人は彼に言った、
『良い忠実な僕よ、よくやった。
あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。
主人と一緒に喜んでくれ』。

一タラントを渡された者も進み出て言った、
『ご主人様、わたしはあなたが、まかない所から刈り、散らさない所から集める酷な人であることを承知していました。

そこで恐ろしさのあまり、行って、あなたのタラントを地の中に隠しておきました。
ごらんください。
ここにあなたのお金がございます』。

すると、主人は彼に答えて言った、
『悪い怠惰な僕よ、あなたはわたしが、まかない所から刈り、散らさない所から集めることを知っているのか。

それなら、わたしの金を銀行に預けておくべきであった。
そうしたら、わたしは帰ってきて、利子と一緒にわたしの金を返してもらえたであろうに。

さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、十タラントを持っている者にやりなさい。

おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。

この役に立たない僕を外の暗い所に追い出すがよい。
彼は、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。















主人と僕ですから、イエス様と関係のある人です。

人はそれぞれ、小さなことをする役目の人もいれば、大きなことをする役目の人もいます。

小さいから低いとか、大きいから高いとかではなく、等しく尊い御役です。

貰うた神徳に光出す人民でないと、神徳をわれよしにする人民にはおかげやらん。
と言われているように、自分のためにイエス様を使うのではないのです。

全ての人に行き渡ることがイエス様の御心です。

だから、イエス様の御言葉を増やすことです。

意味を出すことです。

一タラントの僕が金を隠しておいたのは、イエス様がどんなお方であるか知らなかったのです。

イエス様を理解していないから、全然違う方向に歩いて行ってしまうのです。

人を恐れて、イエス様の御言葉を隠しているのです。

それなら、イエス様の御言葉をそのままその通りに語るべきでした。

人の言葉を語ったり、教えたりしないで、イエス様の御言葉だけを語っていれば、良い結果が得られます。

聖霊を持っていない人は、イエス様を理解していない人です。