あなたに平安がありますように。
あなたが救われますように。
イエス様のみこころのとおりになりますように。
イエスが宮から出て行こうとしておられると、弟子たちは近寄ってきて、宮の建物にイエスの注意を促した。
そこでイエスは彼らにむかって言われた、
「あなたがたは、これらすべてのものを見ないか。
よく言っておく。
その石一つでもくずされずに、そこに他の石の上に残ることもなくなるであろう」。
またオリブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとにきて言った、
「どうぞお話しください。
いつ、そんなことが起るのでしょうか。
あなたがまたおいでになる時や、世の終りには、どんな前兆がありますか」。
そこでイエスは答えて言われた、
「人に惑わされないように気をつけなさい。
多くの者がわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。
また、戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。
注意していなさい、あわててはいけない。
それらは起らねばならないが、まだ終りではない。
民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。
またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。
しかし、すべてこれらは産みの苦しみの初めである。
そのとき人々は、あなたがたを苦しみにあわせ、また殺すであろう。
またあなたがたは、わたしの名のゆえにすべての民に憎まれるであろう。
そのとき、多くの人がつまずき、また互に裏切り、憎み合うであろう。
また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。
また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう。
しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。
そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。
そしてそれから最後が来るのである。
人に惑わされないためには、イエス様の御言葉に従っていることです。
産みの苦しみとは、神の国の産まれる時の苦しみです。
この世の終わりは神国の始めです。
私たちは苦しめられ、殺されますが、神の国が産まれることは決まっていることなので、止めることはできません。
ですから、私たちがどうなろうと、私たちは耐え忍ぶしかありません。
人々はイエス様につまずきます。
裏切り合い、憎み合い、愛が冷えます。
その中で、本当の愛はイエス様に従う者にしかありません。
人には愛は無いので、その時に、愛とは何かということを、人々は信仰者によって知ります。
御国の福音とは、イエス様が従う者を救うということです。
私たちがイエス様を愛して、イエス様が私たちを愛してくださるので、人々は私たちを通してイエス様を知ります。
殺してはならないという、理由を知ります。
人々がイエス様の御心を知った後で、最後が来ます。