いや〜
楽しかった♡
夫と宍粟市の世界一恐ろしいと言われている
モノレールに乗りに出かけたのだ！！
秋晴れに恵まれ
スイスイドライブして
宍粟市へ
到着して
まずは腹ごしらえ
素敵な古民家のカフェ
「遊山」さんへ
改装しているのではなくて
古民家をそのまま利用している
本当にほっこりするカフェ
昔の建具は素敵だ
ちょっとまるみのある窓枠♡
そしてレトロ可愛い電気
ふたりともパスタセットを頂いた
まずは美味しいかぼちゃのスープをいただき
地産の野菜を使った
シャキシャキのサラダ
私は牛肉のパスタ
生胡椒がついていて
お好みでつけて食べる
はい出ました！！
夫はゴルゴンゾーラのカルボナーラ
（どんだけカルボファンなん？(；´Д｀)）
パスタは手打ちで
つるつるのモチモチ
デザートはフワッフワのシフォンケーキと
生チョコ
コーヒーがめちゃくちゃ美味しい！！
我が家で淹れる味に似ているね〜
と言い合って
大満足なお食事を終え
いよいよ日本一恐ろしいという
モノレールへ！！GO！
その角度
スキーのジャンプ台より急角度
という傾斜を
ゆっくり登っていく
めちゃくちゃ怖い
でもいいね！！スピードばかりが価値じゃないよ
しかもなんと！！
このモノレール無料なのである
下の事務所で整理券？というか
予約するだけで乗れるのだ
そして登った先には
素晴らしい景色の望める山頂が・・・
と、その前に
どこかに何かが集まってるよ〜
とモノレールの中でアナウンスされていたような？
何だったっけ？
と思っていたらば
お花畑に行き当たった
そこに大声でおしゃべりしている
おっさんが
なんかかわいいお花畑が広がって
そのなかで
すごい勢いで話しているおっさんの声が響き渡っておったのじゃ
花園に入ると
ひらひらと蝶が舞って
「なにこのメルヘン世界？」
という光景が展開しておって
蝶と一緒に
こちらのアブくん達が
暴走族のように
「ブンブンブンブーン
バウバウバウ」
バウバウバウ」とうなりを上げて
蜜活しているのである
ワシは軽い昆虫マニアでもあるので
「ぎゃあ、かわい・・・何この世界」
と思わずつぶやいたら
もうね、そのおっさんの目がキラーン
「ほらそこ！大きいでしょ？きれいなブルーのほら！
この蝶があれですわ、
何千キロも旅する蝶で有名な
アサギマダラですわ！！」
と、なんていんでしょうなあ・・・
まるで全国民が周知している大スターを紹介する司会者のごとくに
声高らかに満を持した勢いで教えてくれるんである
ここで普通の人なら軽く引くかもしれないが
こっちも負けずに昆虫好きなオタク魂を抱える
厄介な身の上である
何千キロも旅する蝶の神秘的な生体については
以前からものすごいロマンを感じていたので
「えっ！そんなすごいお蝶婦人たちがこのど田舎に（失礼）
ご降臨なさってるんですか！！」
と、おっさんと同程度のオタクテンションで聞き返したんだからもう
そっからはおっさん
これはもういい獲物ゲットとばかりに
弾丸トークで
蝶の特徴や種類や美しさについて説明開始
そのアサギマダラがこちら！！
本当に美しい！！
日本一怖いモノレールに乗りに来た・・・
目的の興奮は一瞬にして吹き飛んで
ジャポニカ学習帳の表紙写真を撮らんと奮闘する
昆虫写真家に変身である
なんと！！
このアサギマダラは鬼滅の刃の「胡蝶しのぶ」の
イメージとして使われ
彼女は毒使いであるが
このアサギマダラは体内に毒を含み
その毒を持つことで外敵から身を守っているのだという
何千キロも旅してくるのだから
その間にはたくさんの天敵が狙ってくる
それを防ぐのが体内に毒を持つという手段
こちらに映っている花
ヒヨドリバナは毒を含んでいて
その蜜を吸うことで体内に毒をためていくという
この仕組にもビックリだが
鬼滅の世界観の作りこみの深さにも感服だ
・・・って、この知識
そのオタクおっさんに教えていただいたのだが
その博学さたるや驚嘆に値する
しかし、ねえ、オタクってなぜ知識の披露は大好きなのに
絶対人と目を合わせないのですか？
爆
こちらはとても珍しい
イシガケチョウ
名前の通り石崖のような模様を持つことから命名されているとのこと
もちろんオタクおっさんから聞いた知識
ツマグロヒョウモン
byオタクおっさん
これは名前聞いてない・・・
たぶんシジミ蝶の仲間だと思う・・・
おっさんがいなくなったので
とたんに知識が薄くなる
とにかく一人のオタクおっさんによって
えーと今日って何しに来たんだっけ？
蝶の観察・・・だったっけ？
みたいなかんじになって
めっちゃ笑える展開である
でも
昆虫好きって趣味はすごいいいね！！
だって一年中楽しめるし
アサギマダラみたいな外タレスターにも会えちゃって
大興奮したり・・・
ほんといい趣味♡
下に降りていって
滝を見に行く途中で・・・
え〜と・・・
これって鹿の頭蓋骨でせうか？
(＠_＠;)
滝
で、管理センターに着いたら
あのオタクおっさんが
「宍粟市の観光がー・・・」
「宍粟市のPRのやり方がーー・・・」
と、たぶんセンターの職員さんを捕まえて
相変わらずの大声でがなり立てていて
なんていうんだろう
その「熱さ」に唸ったのである
たぶん、彼は昆虫を愛するように
いや昆虫を愛するがゆえに大自然に包まれた街、
宍粟市を愛しているんだね
昆虫オタクを貫き通してくれよ！！
ほんと今日はありがとう
めっちゃ勉強になって楽しかった♡
帰り
展望台から神戸の夜を写してみる
なんかほんとに
超・蝶の日になってしまったのだが
なんだっけ？
あ、そうそう
モノレール怖かったよ！！
爆