ロープ際の魔術師とか引退後にいろいろいわれてますが、現役のときにそんな呼び名ってありましたっけ??
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例えば技は高階から譲り受けたバックフリップ、タランチェラから譲り受けたローリングヘッドバット、ローリングドロップキックが基本の組み立てワザ。
もともとレッドフェニックスからスタートした選手(立野がA班にいってしまったあおりをうけて)で、途中からデビル軍団に移籍。
ジュニアのベルトのリーグ戦では同じく二敗同士の高階を押さえ込みでやぶって決勝に進出。
しかし敗退。
その後も押さえ込みでは立野に勝てず、全日本のベルトの決定戦でも立野に勝てず。なんとなくの判定で勝利。
この選手、個人的に若手の頃から結構好きだったのですが、あまり後輩以外に勝つことがなく、必殺技と呼べるものもミサイルキックくらいで。
持ち前の運動神経だけであそこまであがってきたのでしょうね。
デビルがめっちゃくちゃかわいがっていましたが、説得力のあるフィニッシュの獲得が一番だよ、とは教えてあげなかったのか、なぜか伸び悩んでオールパシフィックは巻いて当然の感がありながらそれもなし得なくて。
同期の立野とアメリカにいくことが転機になって自分の力で一皮向くことでタッグ屋として世界の頂点にたった感じですが。
デビルの下にいながら表現力が乏しいといわれたり、もともと真面目な正確なゆえも相まってか後輩からめっちゃくちゃ怖がられたり。
個人的には彼女はデビルからの親離れをもっと早くにしていたら違った道がひらけたんじゃないかな?と思ってしまうのです。
リング下にいつもデビルがいて、自分の意志というよりデビルのコントロールで動いていたようにみえ、押さえ込み以外はそんなに強いと思われなかった立野が四年目あたりからどんどん自分のレスリングに気がついて開花していったように、、、
関係者だれもが認めた逸材だったのに、タッグ以外であまり華開かなかったもったないレジェンドでしたね。
運動神経のよさ、フワッと浮き上がる反転式のフライングボディプレス、、、本当にいい選手でしたからオールパシフィックを巻いて、赤いベルトに挑戦してほしかった、、デビル軍団の解散でデビルの妹分は私生活以外すてていたらもしかしたら、、、になっていたかもしれませんね。