CDが手に入りまして少し補足しました。
今回の”Boys Don't Cry” は1983年、ボーカルでギターのNick Richardsが中心になって結成された
イギリス出身のロックバンドです。
キーボードのブライアン・チャットンはジョン・アンダーソンがイエスの前に在籍していたウォリアーズ
というバンドで活動の他フィル・コリンズのフレイミングユースに在籍していました。
フレイミングユース
(イギリスのロックバンド The Cureの同名の曲からとったわけではないようです)
初めてのアルバムのリリースは1986年、タイトルは『Boys Don't Cry』で、
そこからシングルカットされたのが「I Wanna Be a Cowboy」です。
全米12位のヒット曲です。
レーベルはSony子会社のLegacy Recordingsです。
リーダーのニックリチャーズはモーターヘッドを抱えている英国ブロンズレーベルを買収して
英国レガシーレコードを設立した社長さんのようです。
PVにはモーターヘッドのレミーがでているのはこういう経緯からでしょうか。
本題は
コージー・パウエルがBoys Don't Cryのアルバムに参加しています。
1987年リリースの
『Who The Am Dam Do You Think We Am』
1987年はエマーソンレイクアンドパウエルが解散していて
コージーがブラックサバスに加入する前です。
収録曲
1 | She Frightn'd Me To Death | |
2 | Who The Am Dam Do You Think You Am? | |
3 | That Kinda Guy | |
4 | We Got The Magic | |
5 | New Toy | |
6 | Love Talk | |
7 | Young Men Drive Sports Cars | |
8 | Heart Like A Broken Window | |
9 | Light Up The Night | |
10 | Run From The Fire | |
11 | Don't Stop Me Now | |
12 | The Cure |
クレジット
Bass [Programmed Bass], Drums – Adrian Lee (曲: 2)
Bass, Drum Programming – Mark Smith
Drums – Cozy Powell (曲: 3), Jeff Seopardie (曲: 4, 5, 6, 7, 9)
Guitar – Nico Ramsden
Keyboards – Brian Chatton
Lead Vocals – Nick Richards
アルバムを聴いた感じではパンクっぽい曲、シンセポップぽい曲等
HR/HMではないことは確かです。
コージーは1曲 トラック3「That Kinda Guy」に参加しています。
コージーがアルバムに参加した経緯は不明です。
コージーとレミーは
ヤング・アンド・ムーディ・バンドのシングル「Don't Do That」に
参加しているのでレミーがらみでしょうか?
ライナーノーツによるとコージーとニックリチャーズは親友で
コージーの方からスタジオを訪れてプレイさせてくれないか と頼んだらしい。