7月25日はジム・マッカーティの誕生日でした。
ジム・マッカーティはルネッサンス、イリュージョン
の前はヤードバーズのオリジナルメンバーでした。
2003年には35年ぶりに BIRDLANDをリリースして
2011年、2016年 ドラマーで来日しています。
2022年 1月のインタビュー記事がありました。
前編
2018年に自伝『Nobody Told Me! - My Life With The Yardbirds, Renaissance & Other Stories』を発表して
2021年に エッセイ集
『She Walks In Beauty - My Quest For The Bigger Picture』を発表しています。
一部抜粋です。
”2018年に自伝『Nobody Told Me! - My Life With The Yardbirds, Renaissance & Other Stories』でその豊潤な音楽キャリアについて綴ったジムだが、約3年半のインターヴァルを経て2021年に刊行された第2弾が『She Walks In Beauty - My Quest For The Bigger Picture』だ。こちらでも彼のミュージシャンとしてのエピソードがたっぷり語られているが、それに加えて、彼のスピリチュアリズムと精神世界への傾倒に少なくないページが割かれている。
●『She Walks In Beauty』が前著『Nobody Told Me!』から約3年半と、比較的早いペースで刊行されたことに驚きました。前著の時点で、2冊目の構想はあったのですか?
いや、『Nobody Told Me!』を出した時点では、2冊目を出すなんて想像もしなかった。でも、まだ言いたいこと、書くべきことが残っているとは感じていたよ。1冊目では自分の生い立ちやヤードバーズやルネッサンスでの音楽キャリアについて語ったんだ。『She Walks In Beauty』では自分の人生で経てきたスピリチュアルな経験や、子供の頃から抱いてきた精神世界・神秘主義への興味を書いてみたかった。そして2020年6月7日、妻リジーが病気で亡くなったことで、いろんな考えがパッと拡がっていったんだ。彼女と私のスピリチュアルな繋がりについても書き綴りたかった。妻は霊媒を通じて、この本を書くよう背中を押してくれたよ。だから『She Walks In Beauty』を書くことは彼女の希望でもあったんだ。愛する人を失っても、その魂はなくなることがない。自分の側にいてくれると思えば、心が安まるものだ。この本を読んだ人が、そのことに気づいてくれたら嬉しいね。
●世界の音楽ファンはキース・レルフというシンガーの声や才能を、ヤードバーズやルネッサンス、アルマゲドンなどのレコードやCDを通じてのみ知っています。『She Walks In Beauty』では彼の人間としての側面や、あなたとの交流が描かれていて、非常に興味深く感じました。
キースと私は音楽を超えた親しい友人で、精神世界や超常現象への関心も共通していた。ツアー中にも話したし、ルームシェアをして連日、お茶を飲みながら意見を交わしたよ。「幻の10年 Happenings Ten Years Time Ago」はそんな経験から生まれた曲だった。輪廻や生まれ変わりについて語り合って、そこから発展していったんだ。キースと一緒のバンドでやるのは楽しかった。シンガーという人種は個性が強いし、彼は喘息持ちで声の調子にもバラツキがあった。でも好調なときの彼は素晴らしいシンガーだったし、唯一無二の個性を持ったソングライターだった。そして彼は最高の友人だった。自分の本で彼の人柄の片鱗に触れることが出来たのは本当に嬉しいよ。
後編
●自伝で“ジミー・ペイジのメロディとコントロール、ジェフ・ベックの予測不能さと実験性”を讃えていましたが、エリック・クラプトンと初代ギタリストのアンソニー“トップ”トパムを含めて、4人のギタリストで誰がベストでしたか?
全員が素晴らしいギタリストだけど、私はジェフがベストだったと思う。彼と一緒にやるのは楽ではなかった。自分が求めるサウンドを得るためには妥協しなかったし、同じ高水準をバンドのメンバーにも求めたからね。フィードバックやペダルのエフェクトなど、自分のサウンドが気に入らないと不機嫌になって、周囲に当たることもあった。でも今日、ヤードバーズが愛される要素の多くは、ジェフの貢献によるものなんだ。最もクリエイティヴな時期で、特に「シェイプス・オブ・シングス」はバンドのサウンドを定義した曲だ。
●キース・レルフの妹ジェイン・レルフとはルネッサンスやイリュージョン、そしてステアウェイで共演してきましたが、最近も連絡を取り合っていますか?
いや、もう3年ぐらい連絡していないね。もう歌ってはいないようだけど、元気でやっているみたいだ。”
イリュージョンの新作はなさそう?です。
2003年にはヤードバーズとしては35年ぶりにリリースされた『Birdland』
オリジナル・メンバーのJim McCartyとChris Drejaが立ち上がり3人の新メンバーと
オリジナル・メンバー(諸事情により名前が公表されていません)を含む
超豪華ギタリストによりレコーディング。
往年のヒット曲(8曲)と新曲(7曲)を収録した超豪華アルバム!
【スペシャル・ゲスト】
・Steve Vai
・Slash
・Brian May
・Joe Satriani
・Steve Lukather
・Jeff "Skunk" Baxter...など
キースレルフと生まれ変わりについて語り合って
「幻の10年 Happenings Ten Years Time Ago」