子育てしていると、子どもに
もう!ほら!ちゃんとしてよー
って思うことって、結構ありますよね。
こんにちは、京都市山科区で、
2017年生まれの娘を育児中の着付け講師
きむら くみこ です。
ちゃんとしてよー!って思うこと、
えぇ、もちろん、
私もありますよ
ちゃんとしてよ!
の他にも、
もう!またこぼしてる。こぼさないで食べてよ。
おもちゃ綺麗に片づけてよ。
とかね。
その時に、お子さんに何て言っていますか?
そのまま、
ちゃんとしなさい
こぼさないで
綺麗にして
って言ってます?
だとしたら、せっかく頑張って伝えているつもりでも、
残念ながら、お子さんに伝わっていないのかも知れません
これ、私が実際に体験したことなんですが、
具体的に伝えることが大事
だなぁと思っているんです。
例えば、この画像に写ってるような、
食事の時に使う子供用の椅子ありますよね。
あれ、子供がだんだん大きくなってくると、
食事中に立ち上がろうとしたり、
自分で下りようとしたり、
後ろ向きに座ってみたり、
おとなしく座ってなくないですか
そんな時、私は、
はい、お尻付けて、前向いて座ってよ
と伝えるようにしています。
これ、30代の頃に、
着付けの講師を目指して学んでいた時に知ったことなんですが、
着付けを習ったり、着付けの本を読んでいると、
「ここを綺麗にします」
「整えましょう」
「余りは処理します」
とかって表現が、結構な確率で出てくるんですよね。
それですんなり出来る人はいいんですよ、それで。
でも、
どこをどうしたら綺麗になんねん
整えるってナニ?
どうやって処理すんねーん!
って人もいるんです。
だから、誰にでも伝わるように、
「右手で布の端をつまんで、左手で布がピンとするまで横に引きます」
と具体的に伝える必要があるんです。
言われた通りにすると、、、
結果、ほら綺麗と言われる状態になりますよ、となるように、
何をどうしたらいいのか?
やって欲しい状態になるような動きを伝えることが大切
で、この方法で伝えると、綺麗に着物を着られるようになる人が、
格段に増えるんですよね。
自称不器用さんでも大丈夫
特殊技術のように思われている
「着物を着る」ということが、誰にでもできるようになるんです
着付けのレッスンでは、常に心掛けていたこと。
私も最初は、娘に
ちゃんとして!
って言ってました。
でも、しばらくして気づいたんですよね。
あこれ一緒や~ん
しかも、相手はまだ生まれて数年の赤ちゃん
そりゃあ、「ちゃんとして」では伝わらないはずやわ~
って気づいた時は、すごく納得できました。
それ以来、できるだけ、
どう言ったら伝わるかな?
を考えるようにしています。
前の例だと、
こぼさないで
スプーンのご飯が乗ってる方を上に向けて食べてね
きれいにして
積み木をここに並べて入れてくれる?
どうですか?
どう動いたらいいか、分かりやすくなりませんか?
そして、出来る限り、
なぜそうするのか?
そうするとどんないいことがあるのか?
という、理由やメリットも一緒に伝えるようにしています。
椅子の上に立つと危ないからね。
こうしたらいっぱいご飯が食べられるよ。
片づけると気持ちがいいし、広くなって走り回れるよ。
とか。
残念ながら、我が家も、
全部これでうまくいってます って訳ではないけど
それでも、
娘が 「ちゃんと」 してくれる率は上がっている気がします
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