先日の、Aちゃんの結婚式でのコーディネート。
 

 

 


辻が花風の型染め友禅の訪問着。
(上前の柄部分)

 

 

 

 

 

 


結婚して間もない頃、
呉服の仕事をしている親戚の伯父さんのところで、誂えてもらいました。

当時は、着物や、寸法についてもほぼ知識がなく、
柄は、見せてもらったカタログの中から、こんな感じのがいいかな?
色は、グレー系なら長く着られるかな?
と選び、
あとは、よく分からないので、お任せ~。

そして、その場で採寸してもらうと、裄が2尺0寸5分(約77.7㎝)。。。
最近のプレタ着物が、1尺8寸0分(68㎝)くらいが一般的なので、約10㎝の差。

これには伯父さんもびっくり!
(何回か計り直されましたが、やっぱり同じ。)

『せやけど、訪問着やし裄が短いのはあかんな。
こりゃあ、白生地から作らんと。。。
合わせる長襦袢も幅広いのいるわな~。』


・・・そんなこんなで、
めでたく、私寸法の着物が出来ましたが、
その後、こんな裄の着物、他で見たことないですね~。
合うサイズのコートも未だにありません。



帯は、金地に竹笹柄(いただきもの)
帯揚げは、白地に金のちりめん地(いただきもの)
白地に銀の三分紐に、パールの帯留。

 

 

 

 

 

 


さすがに地味なので、伊達衿のピンクで、ちょっとは明るく見えるかな?っと。




訪問着が出来上がった直後に、
実家の母に見せに、持って行った時のこと。

私:
『こんなん作ってもらってん!(合う帯ちょうだい♪)』

母:
『ま~や~!なんでこんな地味なんにしたん!?
こんなん、お母さんでも着れるわ~!』

・・・あら?バッサリ?
そんなに言わんでも。。。

※ 『ま~や~』は、丹後弁で、『あらまぁ』的な言葉。 ちなみに、母は還暦前。


見かねた父:
『気に入ったんができただで、良かった~な~』



はい、ここでも地味キャラ発揮☆(笑)

・・・いいんです。
ずっと着るもんっ!






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